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屋根のリフォームや小屋の自作など、屋根材を使ったDIYに挑戦する人が増えています。
とはいえ「できるだけコストを抑えたい」「でもしっかり仕上げたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。
しかし、素材選びや施工方法には注意が必要です。
そこで本記事では、DIY初心者でも扱いやすく安価に手に入る屋根材について、選び方のポイントやおすすめの製品をランキング形式で紹介します。
あわせて、購入先や施工時の注意点も丁寧に解説しますので、これから屋根DIYを検討している方はぜひ参考にしてください。

株式会社ライフ総建 取締役
佐藤 勇太
さとう ゆうた
塗装工事や屋根修理、防水工事をメインに東京都八王子市で外装リフォーム専門店を経営。地域に根付く専門店として3000棟以上の施工実績あり。
屋根材をDIYで施工する際は、価格の安さだけでなく、耐久性や施工性など、さまざまな観点から素材を選ぶことが大切です。
この章では、費用対効果の高い屋根材を見極めるために押さえておきたい4つのポイント「予算」「耐久性」「デザイン」「施工のしやすさ」に注目して、初心者でも失敗しにくい屋根材の選び方を解説します。
DIYで屋根を施工する際、まず気になるのがどれだけ安く仕上げられるか?という予算面です。
屋根材の価格は種類によって大きく異なり、1㎡あたり数百円から数千円まで幅があります。
初期費用が安い素材は魅力的ですが、耐用年数やメンテナンス費用まで含めて「トータルコスト」で判断することが重要です。
また、施工に必要な副資材や工具も予算に含めて計算しましょう。
DIYでは無駄な買い物を避け、必要なものだけを揃えることがコスト削減のカギとなります。
安く仕上げるだけでなく、長く快適に使える屋根を実現するには、価格だけにとらわれず、費用対効果を重視した選び方が重要です。
屋根材を選ぶうえで、耐久性は見逃せない要素です。
屋根は日差しや雨風に直接さらされる場所のため、耐候性に乏しい素材を選ぶとすぐに劣化してしまい、結局何度も修繕が必要になります。
特に安価な波板やトタンなどは数年でサビが出ることもあるため、耐久性の目安年数をしっかり確認しておくことが大切です。
また、紫外線による色あせや割れ、風による飛散への強さもチェックポイント。
DIYでは頻繁なメンテナンスが難しいケースも多いため、耐候性に優れた素材を選んでおくと安心です。
費用がやや高めでも長持ちする素材を選ぶことで、長期的にはコストを抑えることができます。
DIYで屋根を仕上げる際は、機能性だけでなく見た目の美しさにもこだわりたいところです。
特に住宅や庭に設置する小屋、ガレージなど外から目に入る場所では、周囲との調和が取れたデザインを選ぶことが重要になります。
屋根材には、無機質で工業的な印象を持つ波板タイプや、カラー展開が豊富なシングル材など、さまざまなデザインがあります。
外壁との相性や全体の雰囲気に合わせて色や質感を選ぶことで、DIYとは思えないクオリティの仕上がりになります。
また、見た目が整っていれば資産価値や満足度も高まるため、デザイン面も屋根材選びの重要な判断材料です。
DIYで扱う屋根材は、何よりも「施工のしやすさ」が重要です。
重たくて硬い素材や、専門工具が必要なものは、初心者にとっては大きなハードルになります。
一方で、ハサミやカッターでカットできる柔軟な素材や、ビス留めだけで設置できる波板タイプなどは、誰でも簡単に取り扱えるため、施工ミスも少なくて済みます。
施工にかかる時間や労力も素材によって大きく変わるため、事前に作業工程や必要な工具を確認しておくと安心です。
失敗を減らすという意味でも、施工性の高さはDIY成功の鍵を握ります。
楽しく安全に仕上げるためにも、自分のレベルに合った素材を選ぶことが大切です。
「安くて簡単に施工できる屋根材はどれ?」という疑問に応えるため、この章では、DIYユーザーから高い評価を得ている屋根材をランキング形式で紹介します。
それぞれの素材について、価格帯、耐久性、施工のしやすさ、デザイン性などを総合的に評価しているため、自分の目的やスキルに合った最適な屋根材を見つけましょう。
オンデュリンは、セルロース繊維にアスファルトを染み込ませた軽量な波板屋根材で、DIY初心者にも扱いやすいのが特徴です。
比較的柔らかい屋根材なのでのこぎりで簡単に切断でき、ビスで固定するだけで施工が可能できます。
断熱性や防音性にも優れ、住宅用の小屋やガレージ、サンルームの屋根にも使われています。
カラーバリエーションが豊富で見た目もおしゃれなため、見栄えを重視する方にもおすすめです。
価格も手頃で耐久性も50年程度あることから、コストと性能のバランスが非常に優れています。
初めての屋根DIYにも安心して使える万能屋根材です。
ポリカーボネート波板は、軽量で透光性が高く、日差しを取り入れたい場所に最適な屋根材です。
ベランダの屋根や物置、小型の温室などに多く使われており、明るさを確保したいDIYにぴったりです。
ハサミや電動カッターで簡単に加工でき、ビスで留めるだけのシンプルな施工が魅力です。
耐候性・耐衝撃性にも優れており、割れにくく長持ちする点も安心材料です。
ただし、見た目はやや簡素になりがちで、住宅の主屋など外観重視の場所には不向きな場合もあります。
価格が安く手軽に使えるポリカ波板は、用途が明確なDIYにとても便利な素材です。
ガルバリウム鋼板は、アルミと亜鉛の合金メッキによって高い耐食性を持つ金属屋根材です。
軽量ながら非常に強度があり、耐久性は25年以上と長寿命です。
錆びにくくメンテナンス頻度が少ないため、長期的に見るとコストパフォーマンスに優れています。
見た目もスタイリッシュで、モダン住宅やガレージなどに人気があります。
DIYでも施工可能ですが、金切りバサミやビス止めなど、ある程度の工具と作業技術が必要となるため、DIY中級者以上向きの素材といえるでしょう。
しっかりとした仕上がりを求める方には非常におすすめです。
トタン波板は、昔ながらの安価な金属屋根材として根強い人気があります。
とにかくコストを抑えたいという方に最適で、1㎡あたり数百円から購入可能です。
軽量で加工しやすくDIYでも扱いやすい点が魅力ですが、錆びやすいという大きな弱点があります。
長期間の使用を考える場合は、塗装や防錆処理が欠かせません。
そのため、仮設小屋や一時的な雨よけ、資材置き場など、短期使用の目的でのDIYに適しています。
安価で手に入りやすく施工も簡単なことから、緊急的に屋根を補修したいケースにも重宝される素材です。
アスファルトシングルは、北米で広く使われている柔らかい屋根材で、下地の上に貼り重ねて施工するスタイルが特徴です。
軽量で柔軟性があり、曲面にもフィットしやすいため、意匠性の高い屋根にも対応できます。
防水性や遮音性に優れており、見た目もおしゃれで高級感がありますが、強風に弱く、風当たりの強い地域では注意が必要です。
DIYでも施工可能ですが、接着剤や防水シートなど副資材が多く必要になるため、初心者よりは中級者向けの屋根材といえるでしょう。
費用対効果は高く、美観を重視するDIYユーザーにおすすめの屋根材です。
理想の屋根材が決まったら、次に気になるのが「どこで買えば一番お得か」という点です。
この章では、DIY用屋根材を手に入れられる代表的な購入先として「ホームセンター」「インターネット販売店」「地域の建材店・金物店」の3つを比較し、それぞれの特徴やメリット、注意点を紹介します。
上手に選べばコスト削減にもつながるため、それぞれの特徴を確認してみましょう。
ホームセンターは、DIY向けの屋根材を手軽に購入できる定番の購入先です。
カインズ、コメリ、ビバホームなど大手チェーンでは、トタン波板やポリカーボネート波板、オンデュリンなどが在庫されているケースが多く、実際に手に取って質感や色を確認できます。
また、副資材や工具もその場で揃えられるため、買い忘れのリスクも少なく、初心者にとって安心の環境といえるでしょう。
店舗によってはスタッフに相談できたり、施工についてのアドバイスを受けられることもあります。
価格はやや定価寄りですが、セール時には大幅値引きがあるため、タイミングを見て利用するのがおすすめです。
インターネット通販では、多種多様な屋根材が手に入ります。
店舗に行かずに比較・購入できる利便性の高さが魅力で、レビューを参考に商品選びができるのもメリットです。
特に地方在住者にとっては、品揃えの豊富さと配送サービスの恩恵は大きいでしょう。
ただし、大型商品は送料が高くつく場合があるため、まとめ買いや送料の確認は必須です。
また、実物を確認できない点には注意が必要です。
色味や質感がイメージと異なることもあるため、信頼できるショップやブランドを選ぶことが重要です。
地域密着型の建材店や金物店は、DIY経験者やプロの職人にも利用される場所です。
ホームセンターやネット通販には出回らない専門的な屋根材や、業務用の高品質素材が割安で手に入ることもあります。
店主やスタッフが建築の知識に詳しく、施工に関する具体的な相談にも乗ってくれる場合が多いのも魅力です。
また、数量や用途によっては価格交渉が可能だったり、配送サービスを利用できるケースもあるため、近くにこうした店がある場合は一度足を運んでみる価値があるでしょう。
この記事のまとめ!
- 「予算」「耐久性」「デザイン」「施工のしやすさ」で選ぶのがポイント
- 扱いやすくコスパの良い屋根材が人気
- 見た目や耐用年数も考慮してトータルコストで素材を選ぶことが重要
- 購入先はホームセンター・ネット通販・地域の建材店がある
安くDIYで屋根を仕上げるには、素材選びと準備が重要です。
予算や耐久性、デザイン、施工のしやすさを総合的に判断し、自分に合った屋根材を選びましょう。
ホームセンターやネット、建材店など購入先も比較することで、よりお得で満足のいくDIYが実現できます。
外装リフォームはクロスの張り替えのような工事とは違い、足場を設置した大掛かりな工事です。
そのため、リフォーム工事の中でも比較的高額な費用が発生する工事になります。
リフォーム費用を抑えるためには、以下のような方法があります。
- 複数業者から相見積もりを取得して価格を比較する
- 国や自治体の補助金・助成金制度を活用する
しかし、ひとくちに業者といっても無数に存在するため、どの業者を選べば良いのか迷っているという方も少なくありません。
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