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外壁材の選定で「デザイン性」「耐久性」「断熱性」を重視する方に注目されているのが、ニチハの金属サイディング「センターサイディング」です。
軽量で施工性が高く、リフォームでも人気の高いこの外壁材は、モダンな外観と優れた機能性を兼ね備えており、新築・リノベーション問わず幅広く採用されています。
しかし、「センターサイディングって具体的にどんな製品?」「メリットや価格は?」「デメリットはある?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ニチハセンターサイディングの特徴から、メリット・注意点・費用相場までを徹底的に解説します。
導入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

株式会社ライフ総建 取締役
佐藤 勇太
さとう ゆうた
塗装工事や屋根修理、防水工事をメインに東京都八王子市で外装リフォーム専門店を経営。地域に根付く専門店として3000棟以上の施工実績あり。
ニチハセンターサイディングは、大手外壁材メーカーであるニチハ株式会社が提供する金属系サイディング製品のひとつで、特に意匠性と断熱性に優れた外壁材として注目されています。
一般的な窯業系サイディングと比べて非常に軽量で、建物への負担を抑えつつ、高いデザイン性とメンテナンス性を両立しているのが大きな特長です。
ニチハの金属サイディングは、施工性にも優れ、リフォームにも多く採用されています。
近年では、新築のみならず外壁リフォーム時に「高耐候・高断熱・軽量・短工期」という点から選ばれるケースが増えており、注目度が高まっています。
ニチハセンターサイディングは、ただ軽量で施工しやすいだけではありません。
見た目の美しさと高い機能性を兼ね備えた外壁材として、多くの住宅で採用されています。
この章では、センターサイディングが支持される具体的な理由を解説します。
性能・デザイン・施工性など、導入前に知っておきたい魅力を確認しておきましょう。
ニチハセンターサイディングの大きな特徴は「軽さ」です。
一般的な窯業系サイディングに比べ、センターサイディングは約3分の1程度の重量しかなく、建物の構造体に与える負荷を大きく軽減できます。
特に築年数が経過した住宅や木造2階建てのような構造では、この軽量性が大きなメリットになります。
地震時の揺れに対する影響も抑えられるため、耐震性の向上にも貢献します。
さらに、外壁リフォームにおいても、軽量であることから施工時の取り回しがしやすく、足場への負荷も少ないという利点があります。
耐久性と軽量性を兼ね備えたセンターサイディングは、安全性と工期短縮の両方を実現する外壁材といえるでしょう。
ニチハセンターサイディングは、デザイン性の高さでも高く評価されています。
レンガ調や木目調、金属らしいシャープなラインなど、多彩な意匠が揃っており、住宅のスタイルや施主の好みに応じた自由な外観設計が可能です。
また、カラーバリエーションも豊富で、ナチュラルからシックなトーンまで幅広く展開されており、外壁と屋根・玄関まわりとのコーディネートがしやすい点も魅力です。
住宅の印象を大きく左右する外壁材だからこそ、デザインの選択肢が広いことは大きな強みです。
個性を演出したい方にとって、センターサイディングは理想的な選択肢の一つです。
センターサイディングには、耐候性に優れた特殊塗装が施されており、長期間にわたり美しい外観を維持できます。
塗膜には紫外線や酸性雨に強い成分が含まれており、色あせや劣化が起こりにくく、一般的な外壁材よりも再塗装の周期が長いのが特長です。
また、セルフクリーニング機能を持つ塗膜も選択可能で、雨水で汚れが流れ落ちやすくなる構造になっています。
初期費用はやや高めでも、長期的なコストパフォーマンスに優れる点で、ランニングコストを重視する方にとって大きな魅力となります。
センターサイディングは、断熱材と金属板を一体成型した構造となっており、外気の熱を室内に伝えにくくする高い断熱性を備えています。
これにより、夏の暑さや冬の寒さを軽減し、冷暖房効率が向上することで光熱費の削減にもつながります。
さらに、内部の断熱材は音も吸収しやすい性質があり、外からの騒音をやわらげる遮音効果も発揮します。
道路に面した住宅や隣家との距離が近い密集地でも、快適な住環境を実現できるのは大きな利点です。
都市部では、断熱と防音の両面で効果を発揮する外壁材が求められており、センターサイディングはそうしたニーズに的確に応える製品といえるでしょう。
ニチハセンターサイディングの費用は、選ぶ製品のグレードや施工面積、住宅の構造によって異なりますが、一般的な目安として施工費は1㎡あたり約8,000~12,000円前後が相場です。
30坪(約100㎡)程度の住宅で施工する場合、施工費込みで100万~180万円程度が一つの目安になります。
窯業系サイディングと比べて初期費用はやや高めですが、メンテナンスコストが抑えられる点を考慮すると、長期的にはコストパフォーマンスに優れた選択肢といえます。
正確な費用を把握するには、複数業者から相見積もりを取ることが大切です。
センターサイディングは優れた外壁材である一方で、金属特有の性質ゆえの注意点も存在します。
施工後に後悔しないためには、メリットだけでなく弱点もしっかり把握しておくことが大切です。
この章では、凹みやすさやサビのリスクといったデメリットについて詳しく解説します。
適切な対策と施工品質の確保に役立ててください。
ニチハセンターサイディングは、軽量で扱いやすい反面、金属製であるため強い衝撃に対して凹みが生じやすいという弱点があります。
例えば、自転車や物干し竿がぶつかったり、台風時の飛来物などが当たると、表面に目立つへこみが残ることがあります。
窯業系サイディングのように割れることは少ないものの、金属板ならではの「変形しやすさ」は意匠性にも影響を与えるため注意が必要です。
小さなお子様がいる家庭や庭先で物を扱う機会が多い住宅では、設置場所や生活導線に配慮することが大切です。
また、凹みは下地の変形や防水性能にも関係するため、軽度でも放置せずに早めの補修対応を検討するとよいでしょう。
センターサイディングは高耐候塗装で保護されていますが、表面の塗膜が剥がれると金属部分が露出し、サビの原因となる可能性があります。
施工時に工具や足場部材が接触して傷が入ったり、生活の中で物がぶつかったりすると、そこから錆びが進行することがあります。
塗膜が完全な状態であれば防錆性は高いのですが、一度でも破損すると保護力は失われてしまいます。
また、沿岸地域など塩害の影響を受けやすい地域ではサビの進行も早くなるため、地域環境に応じた選定や定期点検が欠かせません。
施工業者による丁寧な工事と、万が一傷ができた際の迅速な補修対応が、長寿命化のポイントです。
信頼できる業者選びも製品寿命に直結する重要な要素となります。
この記事のまとめ!
- 軽量・高断熱・高意匠性を兼ね備えた金属系サイディング
- デザインやカラーバリエーションが豊富
- 長期的なメンテナンスコストも低減できる
- 衝撃による凹みや塗膜の傷から錆が発生する可能性がある
- 性能とコストパフォーマンスを両立した外壁材
ニチハセンターサイディングは、軽量で高断熱・高意匠・高耐候性を兼ね備えた優れた金属サイディングです。
施工性にも優れ、リフォームや新築に幅広く対応できます。
凹みやサビには注意が必要ですが、トータルで見ると長期的なコストパフォーマンスに優れた外壁材と言えるでしょう。
外装リフォームはクロスの張り替えのような工事とは違い、足場を設置した大掛かりな工事です。
そのため、リフォーム工事の中でも比較的高額な費用が発生する工事になります。
リフォーム費用を抑えるためには、以下のような方法があります。
- 複数業者から相見積もりを取得して価格を比較する
- 国や自治体の補助金・助成金制度を活用する
しかし、ひとくちに業者といっても無数に存在するため、どの業者を選べば良いのか迷っているという方も少なくありません。
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