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新築やリフォームで外壁材を選ぶ際、候補に挙がることの多い窯業系サイディング。
デザイン性が高く、コストパフォーマンスに優れていることから多くの住宅で採用されています。
しかし、採用した後に「こんなはずじゃなかった」と後悔する人も少なくありません。
この記事では、窯業系サイディングのよくある後悔ポイントを具体的に紹介するとともに、他の外壁材との比較、後悔しないための選び方を徹底解説します。
これから外壁選びをする方が、納得のいく選択ができるよう、正確な情報をお届けします。

株式会社ライフ総建 取締役
佐藤 勇太
さとう ゆうた
塗装工事や屋根修理、防水工事をメインに東京都八王子市で外装リフォーム専門店を経営。地域に根付く専門店として3000棟以上の施工実績あり。
多くの住宅で採用されている窯業系サイディングは、見た目のバリエーションやコスト面で優れた選択肢に思えるかもしれません。
しかし、実際に住んでみてから「こんなはずじゃなかった」と後悔する声も少なくありません。
この章では、事前に知っておくべき窯業系サイディングのデメリットについて詳しく解説します。
選んでから後悔しないために、ぜひチェックしておきましょう。
窯業系サイディングの本体は30年以上もつとされますが、実際には10年たたずシーリング材の劣化や表面の劣化が目立ち始めます。
シーリングは5〜10年での打ち替えが必要で、メンテナンス前提の素材であることを理解しておかないと、「思ったより短命だった」と後悔する可能性があります。
窯業系サイディングは初期費用が比較的安価な反面、10年ごとの再塗装やシーリング補修が必要となるため、長期的にはコストがかさみます。
定期的な外壁塗装だけでなく、劣化部分の張り替えや補修を含めると100万円以上の費用がかかることもあり、予算計画に大きく影響する点です。
窯業系サイディングはセメント系素材のため、乾湿の繰り返しや気温変化により膨張・収縮を起こしやすく、結果としてひび割れや反りが発生することがあります。
特に、メンテナンス頻度が少ない場合や、薄いグレードの材料を使用すると劣化が早まり、見た目の劣化や雨漏りリスクにもつながります。
施工当初は美しく見える窯業系サイディングも、年数が経つと紫外線や雨風の影響で色あせやチョーキング現象が発生し、当初のデザイン性が損なわれます。
再塗装しても印刷された模様を再現するのは難しく、補修跡が目立ちやすい点も「見た目の後悔」につながりやすい原因の一つです。
「外壁は窯業系サイディング一択」と思っていませんか?
実は外壁材にはさまざまな種類があり、それぞれに異なる特徴とメリット・デメリットがあります。
この章では、金属サイディング・タイル外壁・モルタルといった他の代表的な外壁材と、窯業系サイディングを比較します。
長く快適に暮らすために、自分に合った外壁材を選ぶためのヒントを紹介します。
ガルバリウム鋼板を使った金属サイディングは、軽量で建物への負担が少なく、耐久性や防水性にも優れています。
特にシーリング部分が少ないため、メンテナンス頻度を抑えやすい点が魅力です。
一方で、衝撃に弱くへこみやすい、断熱性能は製品ごとに差があるなどの注意点もあります。
シンプルでモダンな外観を好む人や、長期的なメンテナンスコストを抑えたい人に向いています。
タイル外壁は耐候性・耐久性に非常に優れており、長期間メンテナンス不要で、美観が持続するのが大きな魅力です。
色あせや汚れに強く、風格ある外観を保ちたい人に適しています。
ただし、初期費用が非常に高く、施工時の職人技術によって品質が左右されやすい点には注意が必要です。
長期的なコストパフォーマンスを重視するなら、十分検討の価値があります。
モルタル外壁は左官職人による手仕事によって仕上げられるため、デザインの自由度が高く、重厚感のある外観を実現できます。
目地のない一体感ある仕上がりが特徴ですが、乾燥によるひび割れ(クラック)が起きやすく、定期的な塗装メンテナンスが欠かせません。
施工技術に左右されやすいため、信頼できる職人や工務店選びが重要です。
「それでもやっぱり窯業系サイディングが気になる…」という方も多いのではないでしょうか。
確かにデメリットもある窯業系サイディングですが、反対にメリットも多く選び方と使い方次第では後悔を避けることもできます。
この章では、窯業系サイディングを選ぶ際に押さえておきたいポイントや、後悔を防ぐための具体的な対策を紹介します。
賢く選んで、満足のいく住まいづくりを目指しましょう。
窯業系サイディングには、厚みや構造、表面仕上げによって複数のグレードがあります。
特に16mm以上の「厚型」タイプは14mmの「標準型」に比べて反りや割れが起きにくく、全体の耐久性が高いのが特徴です。
また、塗装が施された「光触媒」などの高性能仕上げを選べば、色あせや汚れも付きにくくなります。
初期費用はやや上がりますが、長期的なメンテナンス回数や費用を考えると、結果的にコストパフォーマンスが良くなることもあります。
窯業系サイディングで最も劣化しやすいのが、目地に使用されるシーリング材です。
一般的なウレタン系は5〜6年で劣化しますが、変成シリコンや高耐候型のシーリングを選べば7〜8年程度もつ製品もあります。
初期段階で高耐久品を指定しておくことで、将来的なメンテナンス回数や費用を抑えることができます。
製品だけでなく、シーリングの厚みや施工精度も耐久性に関わるため、設計段階で詳細に確認しておくことが大切です。
窯業系サイディングは、メンテナンス前提の外壁材です。
だからこそ「放置しない」ことが後悔を防ぐ最大のポイントとなります。
チョーキング現象やシーリングの割れなど、小さな劣化サインを見逃さずに早期対応すれば、結果として修繕費用を抑えられることもあります。
外壁塗装業者や建築会社の定期点検サービスを活用し、5年ごとの簡易点検、10〜15年ごとの再塗装を目安にメンテナンスを計画しましょう。
同じ窯業系サイディング材を使っていても、施工会社によって仕上がりや耐久性には大きな差が出ます。
下地処理、シーリング施工、釘の打ち方など、細部の施工技術が耐久性を左右します。
また、アフターサービスや定期点検の有無も重要なポイントです。
選ぶ際は、過去の施工実績や口コミを確認しましょう。
信頼できる業者との出会いが、後悔しない家づくりにつながります。
この記事のまとめ!
- 耐久性やメンテナンス面で後悔する人も多い
- 定期的なメンテナンス費用が課題となる
- 他の外壁材と比較して選ぶことが大切
- 高耐久グレードや高性能シーリング材の選定、信頼できる施工会社が重要
窯業系サイディングはコストやデザイン性に優れる一方で、メンテナンス費用や劣化リスクを理解せずに選ぶと後悔する可能性があります。
長く快適に住むためには、他の外壁材との比較や高耐久グレードの選定、信頼できる施工会社の選び方など、事前の知識と準備が大切です。
外装リフォームはクロスの張り替えのような工事とは違い、足場を設置した大掛かりな工事です。
そのため、リフォーム工事の中でも比較的高額な費用が発生する工事になります。
リフォーム費用を抑えるためには、以下のような方法があります。
- 複数業者から相見積もりを取得して価格を比較する
- 国や自治体の補助金・助成金制度を活用する
しかし、ひとくちに業者といっても無数に存在するため、どの業者を選べば良いのか迷っているという方も少なくありません。
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