外壁タイルに塗れる塗料はある?塗装が必要なケースと最適な塗料を徹底解説!

外壁タイルに塗れる塗料はある?塗装が必要なケースと最適な塗料を徹底解説!

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外壁タイルは、耐久性が高く塗装は不要と言われることが多い外壁材ですが、実際には年数の経過とともに汚れや色あせ、目地の劣化が進み、メンテナンスが必要になるケースは少なくありません。

しかし、外壁タイルは塗料の密着性が低いという特徴があるため、どんな塗料でも自由に塗れるわけではありません。

そこで本記事では、外壁タイルに塗れる塗料の種類や特徴、塗装すべきケース、さらに専門家が実際に使用するおすすめ塗料までわかりやすく解説します。

この記事の監修者

株式会社ライフ総建 取締役

佐藤 勇太

さとう ゆうた

プロフィール

塗装工事や屋根修理、防水工事をメインに東京都八王子市で外装リフォーム専門店を経営。地域に根付く専門店として3000棟以上の施工実績あり。

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外壁タイルに塗料は塗れる?

外壁タイルに塗料は塗ることができますが、どのような状態でも自由に塗装できるわけではありません。

タイルは表面が硬く吸水率が低いため、一般的な塗料では密着しにくいという弱点があります。

そのため、タイル外壁に塗装する際は、専用の下塗り材を使ったり、タイルの状態に応じた塗料を選んだりすることがとても大切です。

タイルの浮きや割れ、目地の劣化がある場合は、塗装よりも先に補修が必要になります。

逆に、色あせや汚れが気になる、艶を復活させたい、防水性を高めたいといったケースでは、クリヤー塗装や吸水防止剤を使ったメンテナンスが効果的です。

外壁タイルは「塗装不要」と思われがちですが、適切な方法を選べば十分に美観と耐久性を向上できます。

外壁タイルに塗れる塗料の種類

外壁タイルに塗装する場合、選べる塗料は実は限られています。

タイルは表面が非常に硬く、水をほとんど吸わないため、一般的な外壁用塗料では密着しにくいという特徴があるからです。

そこでここからは、外壁タイルに使用できる代表的な塗料を「クリヤー塗装」「吸水防止剤」「着色塗料」「下塗り材」の4つに分けて、特徴や適したケースをわかりやすく解説します。

クリヤー塗装

クリヤー塗装は、外壁タイルの質感やデザインをそのまま活かしながら保護機能を高めたい場合に最適な無色透明の塗装方法です。

タイル本来の色味・凹凸・高級感を保持できるため、築年数が経っても「新築時のような美観を取り戻したい」という方に選ばれています。

塗膜には紫外線をカットする機能や、汚れの付着を防ぐ防汚性能があり、雨筋汚れや色あせを抑える効果があります。

ただし、タイル表面に白華(エフロ)やひび割れ、深い汚れが残っていると、透明塗料のため逆に目立ってしまう点は注意が必要です。

また、劣化が激しい外壁ではクリヤーが密着しにくい場合があるため、使用可否の判断は専門業者に診断してもらうことが重要です。

浸透性吸水防止剤

浸透性吸水防止剤は、タイルや目地に深く浸透し、内部から吸水を抑えることで劣化を防ぐ薬剤です。

外観をほとんど変えずに防水性だけを向上させられるため、タイルの見た目を変えたくない方に向いています。

雨水が染み込むことで起こる凍害や目地モルタルの風化、タイルの浮きといったトラブルを予防する効果があり、長期的な耐久性を確保するうえで欠かせないメンテナンス方法です。

ただし、表面に膜を作るわけではないため、表層の強度アップや艶出しを求める場合には不向きで、目的に合わせて他の塗料と使い分けることが大切です。

着色塗料

着色塗料は、外壁タイルの色を変えて家の印象を大きくイメージチェンジしたい場合に選ばれる塗装方法です。

一般的な外壁塗装と同じように、シリコン・フッ素などの樹脂塗料を使用して好みの色に仕上げることができます。

タイルの色あせや汚れ、補修跡を隠せるため、美観を一新したい人には効果的です。

しかし、タイルの持つ独特の質感や表面の立体感は着色塗装で失われることがあり、デザインタイルの場合は凹凸に塗料が溜まりムラが生じやすい点に注意が必要です。

また、タイル表面は吸着しにくいため、専用の下塗り材を使用して密着力を確保することが必須となります。

見た目を大きく変えたい場合には有効ですが、素材感を残したい場合には別の方法が適しています。

外壁タイル専用の下塗り材

外壁タイルを塗装する際に最も重要なのが下塗り材の選定です。

タイルは表面が硬くツルツルしているため、通常の下塗りでは塗膜が密着しにくく、早期剥離の原因となります。

そこで使用されるのが、タイル専用のプライマーやバインダーと呼ばれる下塗り材です。

これらはタイル表面にしっかりと食いつき、上塗り塗料をしっかり密着させる役割があります。

また、微細なひび割れや目地の劣化を補強し、塗装後の耐久性を大きく左右するため、下塗りの質は仕上がりに直結します。

洗浄後に油膜や汚れが残っていると密着不良を起こすため、薬品洗浄や目地補修などの前処理も重要です。

プロが厳選!外壁タイルに塗れるおすすめ塗料

外壁タイルの塗装を成功させるためには、タイルの特性に合った塗料を選ぶことが大切です。

市販の外壁塗料では十分な密着性や耐久性が得られず、早期剥離の原因になることもあります。

そこでここからは、実際の塗装現場でプロの施工業者が使用し、高い評価を得ているタイル専用塗料を厳選して紹介します。

エスケー化研:タイルフレッシュ

エスケー化研の「タイルフレッシュ」は、外壁タイル用クリヤー塗料のなかでも特に高い評価を受けている製品です。

無色透明の塗膜によってタイルの質感や色味をそのまま活かしながら、耐候性・防汚性・密着性を向上させることができます。

紫外線による退色や雨筋汚れを抑える効果が高く、築年数が経ってくすんだタイル外壁でも、美しい艶と深みのある仕上がりを取り戻せるのが大きな魅力です。

また、シリコン樹脂をベースとしているため塗膜が硬く、耐久年数も長く維持できます。

艶あり・艶消しなど仕上がりの選択肢も豊富で、外観の雰囲気に合わせて調整できる点も優れています。

タイルの高級感を損なわずに保護性能を高めたい方に最適なクリヤー塗料です。

エスケー化研:タイルセラクリーン

「タイルセラクリーン」は、浸透性吸水防止剤として外壁タイルや目地の耐久性向上に効果を発揮するエスケー化研の代表製品です。

表面に膜を作るクリヤー塗装とは異なり、タイルや目地内部へ浸透して吸水を抑えるため、外観を変えずに劣化を防ぐことができます。

凍害によるタイルの割れ、目地モルタルの風化、雨水の浸入による浮きといったトラブルを予防できる点は大きなメリットです。

また、透明で自然な仕上がりになるため、タイルの風合いをそのまま残したい場合にも適しています。

美観を大きく改善する効果はありませんが、吸水による汚れの付着を抑えることで間接的な美観維持にもつながります。

日本ペイント:ファイングラシィSiクリヤー

日本ペイントの「ファイングラシィSiクリヤー」は、外壁タイル専用に開発された高耐候性クリヤー塗料で、透明ながら強靭な塗膜を形成するのが特徴です。

シリコン樹脂を使用しており、紫外線による退色やチョーキングを防ぎ、美しい仕上がりを長期間保つことができます。

また、高硬度の塗膜によって傷がつきにくく、雨筋や汚れにも強いため、タイル外壁の光沢感を長く維持できるのが大きな強みです。

タイルフレッシュと同様にタイルの質感を活かすクリヤー仕上げですが、日本ペイントならではの耐久性の高さと信頼性が魅力で施工店でも採用率の高い人気製品です。

まとめ:状況に応じて外壁タイルに塗れる塗料を選ぶことが大切!

この記事のまとめ!

  • 外壁タイルにも塗装は可能だが専用塗料が必要
  • 目的に合わせてクリヤー・吸水防止剤・着色塗料を使い分ける
  • タイル特有の質感を残したいならクリヤー塗装が最適
  • 劣化防止には浸透性吸水防止剤が有効
  • 代表的なおすすめ塗料はタイルフレッシュなど3製品

外壁タイルはメンテナンスフリーと思われがちですが、実際には年月の経過とともに色あせや汚れ、目地の劣化が進み、適切なタイミングで保護処理を行うことが大切です。

タイルには塗装が密着しにくい特性があるため、一般的な外壁塗料ではなく、タイルの状態や目的に合わせた専用塗料を選ぶ必要があります。

タイルの質感を保ちながら美しさを復元したい場合はクリヤー塗装が最適で、劣化を未然に防ぎたい場合には浸透性吸水防止剤が効果を発揮します。

タイルの状態に合った塗料を選択することで、美観と耐久性の両立が可能となり、住まいの価値を長く維持することができるでしょう。

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