ラップサイディングはニチハにもある?特徴から費用相場まで徹底解説!

ラップサイディングはニチハにもある?特徴から費用相場まで徹底解説!

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外壁に個性を出したい人の間で注目されているのが「ラップサイディング」です。

横方向に板を重ねて張ることで陰影が生まれ、一般的なサイディングとは異なる立体感のあるデザインが特徴です。

主に海外住宅のようなナチュラルな雰囲気を好む人や、カフェ風・北欧スタイルの外観を目指す人から人気を集めています。

そこで本記事では、ニチハのラップサイディングシリーズ(よろい4段木目調・無塗装タイプなど)の特徴や価格、他メーカー(東レ・ケイミュー)との違いまでをわかりやすく解説します。

この記事の監修者

株式会社ライフ総建 取締役

佐藤 勇太

さとう ゆうた

プロフィール

塗装工事や屋根修理、防水工事をメインに東京都八王子市で外装リフォーム専門店を経営。地域に根付く専門店として3000棟以上の施工実績あり。

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ニチハのラップサイディングとは?

ラップサイディングとは、外壁材を横方向に重ねながら施工する鎧張りスタイルのサイディングで、板の重なりによる陰影と立体感が特徴です。

木製の板を使った伝統的な工法がルーツですが、近年はメンテナンス性を考慮し窯業系サイディングで再現した製品が増えています。

ニチハは国内でも豊富な外壁材ラインナップを持つメーカーで、ラップサイディングに該当するデザインとして「よろい4段木目調」シリーズを展開しています。

従来のフラットなサイディングとは異なり、意匠性の高いデザインを求めるユーザーや、個性的な住宅を建てたい施主から注目されています。

ニチハのラップサイディングシリーズ

ニチハでは、一般的な窯業系サイディングだけでなく、ラップサイディングの意匠を取り入れた鎧張りデザインのシリーズも展開しています。

中でも「よろい4段木目調」は、重なりのある立体的なデザインと木目の質感を両立した人気のある製品です。

そこでここからは、ニチハが提供している具体的なラインナップを見ていきましょう。

よろい4段木目調

「よろい4段木目調」は、ニチハが展開するラップサイディング意匠の代表的な製品です。

この製品の大きな特徴は、板を重ね張りしたようなテクスチャーと、木目を感じさせる陰影表現がある点で、壁面に立体感を与え伝統的な鎧張り風の風合いを演出します。

このような仕様と意匠性により、木調感と立体感を重視しつつ、耐久性を確保したデザイン性の高い外観が実現できます。

よろい4段木目調 無塗装

ニチハのよろい4段木目調無塗装は、ラップサイディングの意匠性を残しつつ、塗装仕上げを施す前段階でのシーラー品として提供される製品です。

この無塗装仕様の最大のメリットは、購入後に自分好みの塗装を施すことができる自由度の高さです。

ただし、塗膜性能や耐候性は最終仕上げ塗装に依存するため、適切な下地処理や塗料選定、施工管理が重要です。

無塗装品ならではの取り扱い注意点や塗装仕様の選び方も、導入時にあらかじめ確認しておきたいポイントと言えるでしょう。

ニチハのラップサイディングの価格・費用相場

ニチハの代表的ラップサイディング「よろい4段木目調」の標準価格は、1枚あたり税込抜きで8,200円、単価で5,948円/㎡です。

一方、同じ意匠の無塗装(シーラー品)仕様では、1枚あたり6,000円(税抜)/4,352円/㎡の価格設定です。

このように、無塗装仕様は塗装済仕様と比べて本体コストを抑えられるのが特徴です。

ただし、実際の外壁工事にかかる総費用は本体価格だけでは収まりません。

目安として、材料+施工込みで1㎡あたり1万~1万5,000円前後を見込んでおくと安全です。

地域・業者・仕様で変動幅はありますので、複数見積を取って比較することをおすすめします。

ニチハのラップサイディングと他メーカーとの比較

ラップサイディングはニチハだけでなく、東レやケイミューといった他メーカーからも製品が展開されています。

デザインの方向性や質感、施工性、価格帯はメーカーごとに異なるため、「どこを選べばいいのか分からない」という方も多いはずです。

そこでここからは、東レのLAPSIDINGシリーズやケイミューのLAP-WALLなど、主要メーカーの特徴を比していきましょう。

東レ:LAPSIDING(ラップサイディング)

東レ建材が手がけるLAPSIDING(ラップサイディング)は、伝統的な重ね張り(鎧張り・下見板張り)意匠と、モダンでシャープなラインを両立させた外壁材です。

基材には繊維補強セメント板を用いることで、耐久性・耐候性にも配慮されており、日本の気候にも適応する設計となっています。

ラインナップには、水平ラインを強調しつつ深い陰影を演出できるデザイン性を重視した製品が多く含まれています。

東レは、重ね張りによる陰影や直線美を強調し、継ぎ目が目立ちにくい仕上げを追求している点が特徴です。

ケイミュー:LAP-WALL(ラップウォール)

ケイミュー(KMEW)のLAP-WALL(ラップウォール)は、重ね貼りの意匠により立体感・陰影を強調する外壁材として評価されています。

シーリングレス構法(目地にコーキング材を使わず板の重なりで処理)を採用するなど、メンテナンス性を高める工夫も見られます。

デザインバリエーションも多彩で、Wood(木目)、Brick(レンガ調)、Flat(フラット)といったタイプを持ち、建物テイストに合わせやすい点が魅力です。

ラップウォールは重ね張り構造ゆえに施工工数はかかる傾向があるものの、初期コストと長期的なランニングコストのバランスを取る設計が意識されている点も強みです。

まとめ:ラップサイディングはニチハもチェックしてみよう!

この記事のまとめ!

  • ニチハのラップサイディングは鎧張り風の外壁デザイン
  • 「よろい4段木目調」などのシリーズを展開
  • 無塗装タイプで色の自由な仕上げも可能
  • 東レやケイミューとも比較検討が必要

ラップサイディングは、外壁に立体感と個性を与えられるデザイン性の高い工法であり、海外風・ナチュラルテイストの住宅を目指す方に人気があります。

従来は木製の板張りが中心でしたが、現在はニチハの「よろい4段木目調」のように、窯業系サイディングで耐久性とメンテナンス性を両立した製品も多く登場しています。

外壁にこだわりたい方は、ぜひニチハのラップサイディングも候補に加えて検討してみましょう。

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