ニチハの塗り壁風サイディング6選|価格・厚み・柄の違いを比較

ニチハの塗り壁風サイディング6選|価格・厚み・柄の違いを比較

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ニチハの塗り壁風サイディングは、見た目だけでなく、14mm・16mmの厚み、価格、施工方式、継ぎ目の見え方が異なります。

材料価格を抑えたい場合は14mmのシャトーウォール調・ソフィアウォール調・ハッシュウォール調、16mmで塗り壁らしい意匠を求める場合はニューシャトーウォール調やしぶき、継ぎ目の目立ちにくさを重視する場合はFu-geのスプーモが候補になります。

この記事では、ニチハ公式サイトに掲載されている6柄について、厚み・標準価格・デザイン・施工条件を比較します。

この記事を書いた人:ガイソーラボ編集部 編集長 外山 宗兵衛(通称:ガイソー)

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塗り壁風サイディングとは?

塗り壁風サイディングとは、モルタルや漆喰などの塗り壁に見られるコテ跡や凹凸、素材感を、表面の柄として再現したサイディングです。

ニチハでは、こうした意匠を持つ窯業系サイディングが複数ラインナップされています。

職人が現場で材料を塗って仕上げる湿式工法の塗り壁とは異なり、工場で製造された板状の外壁材を住宅に張って施工します。

そのため、「塗り壁そのもの」ではなく、塗り壁の質感や雰囲気をサイディングで表現した外壁材と考えると分かりやすいでしょう。

また、サイディングは板材を組み合わせて施工するため、商品や施工方法によっては板同士の継ぎ目が見えます。

塗り壁らしい一体感を重視する場合は、柄だけでなく、継ぎ目の見え方や板厚、施工方式まで比較して選ぶことが重要です。

ニチハの塗り壁風サイディング6柄を比較

厚み・シリーズ標準価格・税抜特徴向いている人
シャトーウォール調14mm・M144,207円/㎡コテ塗り風価格を抑えたい
ソフィアウォール調14mm・M144,207円/㎡繊細な櫛引柄柔らかな表情を求める
ハッシュウォール調14mm・W144,207円/㎡石材を積んだような凹凸表情のある外壁にしたい
ニューシャトーウォール調16mm・N-fit5,948円/㎡漆喰壁を思わせるコテ塗り風16mmで漆喰調を選びたい
しぶき16mm・N-fit5,948円/㎡細かな素材感、上下の継ぎ目が目立ちにくい落ち着いた塗り壁調が好み
スプーモ16mm・Fu-ge6,883円/㎡左右の継ぎ目が目立ちにくい一体感を重視する

※価格は2026年8月にニチハ公式サイトで確認した標準価格です。実際の材料費・施工費や取扱商品は、地域、施工会社、選択する色・仕様によって異なります。

目的別に選ぶニチハの塗り壁風サイディング

価格を抑えたいなら14mmの3柄

材料の標準価格を比較すると、シャトーウォール調、ソフィアウォール調、ハッシュウォール調はいずれも4,207円/㎡です。

コテ塗り風、櫛引柄、凹凸のある石材調という意匠の違いから選べます。

漆喰のようなコテ塗り感ならニューシャトーウォール調

ニューシャトーウォール調は、漆喰壁を思わせるコテ塗り風の意匠が特徴です。

14mm品より厚い16mmの外壁材を選びたい場合にも候補になります。

繊細で落ち着いた素材感ならしぶき

しぶきは、職人が仕上げたような細かな素材感と、上下の継ぎ目が目立ちにくいデザインが特徴です。

継ぎ目の目立ちにくさを重視するならスプーモ

スプーモはFu-geシリーズの商品で、左右の接合部が目立ちにくく、塗り壁のような一体感を出しやすい点が特徴です。

ただし、標準価格は今回比較した6柄の中では高くなります。

ニチハの塗り壁風サイディングのラインナップ

ニチハは塗り壁風の意匠パターンを複数展開しており、それぞれ質感や表面の陰影表現に特徴があります。

やわらかな塗り肌を再現したシリーズから繊細な凹凸で表情を持たせたタイプまで、デザインの方向性が細かく分かれているのが魅力です。

そこでここからは、公式ページで紹介されている代表的な6つの塗り壁風パターンについて、それぞれの意匠の特徴をわかりやすく紹介します。

シャトーウォール調

シャトーウォール調は、モエンサイディングで展開されている塗り壁風意匠パターンです。

親しみやすい塗り壁風の外観や職人技を思わせるコテ塗り風素材感を特長としており、複数のカラーバリエーションも展開されています。

また、標準価格は5,800円/枚(税抜)で㎡単価は4,207円(税抜)となります。

このように、コストとデザイン性を兼ね備えたシリーズとして、伝統的な塗り壁の空気感を取り入れたい住宅に適したサイディングとなっています。

ソフィアウォール調

ソフィアウォール調は、モエンサイディングの塗り壁風意匠パターンです。

細部のディテールまでこだわった櫛引柄(くしびきがら)で、上下の継ぎ目が目立ちにくく、繊細なゆらぎを感じさせる表情が特徴です。

標準価格は5,800円/枚(税抜)で㎡単価は4,207円(税抜)となります。

カラー展開には、ムーンMGベージュ、ミストMGホワイト、アリアMGホワイト、スノーMGホワイトなどがあり、やわらかなトーンで構成されています。

ソフィアウォール調は繊細なテクスチャーと継ぎ目の目立ちにくさを両立させたデザイン性の高い塗り壁風パターンです。

ハッシュウォール調

ハッシュウォール調は、モエンサイディングの塗り壁風パターンです。

くしびきのように見える荒々しい石材をきめ細かく積み上げた意匠が特徴で、柔らかで安らぎのある表情を演出できます。

標準価格は5,800円/枚(税抜)で㎡単価は4,207円(税抜)となります。

カラー展開にはスノーMGホワイトV、ムーンMGベージュV、セジュールMGクリームV、ランドMGブラウンV、ペイブMGチャコールVなどがあり、柔らかなトーンから落ち着いた濃い色まで揃っています。

ニューシャトーウォール調

ニューシャトーウォール調は、モエンエクセラードの塗り壁風サイディングです。

古き良き塗り壁の雰囲気を残しつつ、モダンな意匠性を加えた漆喰壁を思わせるコテ塗り風が特長です。

複雑なパターンを抑え、平滑性と適度な陰影感を両立させるデザインが魅力です。

標準価格は8,200円/枚(税抜)で㎡単価は5,948円(税抜)となります。

現行の公式サイトでの商品検索では、ラフラMGホワイトIIとラフラMGアッシュIIが掲載されています。

色数や品番は改廃されることがあるため、採用時には最新カタログを確認してください。

しぶき

しぶきは、モエンエクセラードの塗り壁風サイディング意匠です。

上下の継ぎ目が目立ちにくく、職人技で仕上げたようなこまやかな素材感を持つデザインが特徴です。

標準価格は8,200円/枚(税抜)で㎡単価は5,948円(税抜)となります。

カラーバリエーションには、フロストMGホワイトII、ラフラMGアッシュII、オリアンMGホワイトなどが含まれ、やさしく落ち着いたトーンを揃えています。

しぶきは程よい表情と継ぎ目の目立ちにくさを両立した、上質な塗り壁風テイストを求める住宅に適した意匠です。

スプーモ

スプーモは、モエンエクセラード16 Fu-geの塗り壁風サイディングです。

職人技で仕上げた塗り壁のような繊細な素材感と、継ぎ目の目立ちにくい一体感ある仕上がりが特長です。

標準価格は税抜きで5,700円/枚(㎡単価6,883円)です。

なお、板の長さは1,820mmですので、ほかの3,030mm品とは長さが異なるので注意しましょう。

複数のカラーが用意されており、柔らかく自然な色調で構成されている点も特徴です。

そうした意匠設計により、外観全体に統一感を持たせつつ、上質な塗り壁風の佇まいを演出できる選択肢となっています。

ニチハの塗り壁風サイディングを選ぶときのポイント

塗り壁風サイディングを選ぶ際は、デザインの印象だけでなく、色の見え方や表面の凹凸感、光の当たり方による陰影の出方なども確認することが重要です。

特に塗り壁風はマットな質感が魅力であるため、実物サンプルを取り寄せて質感や色味のニュアンスをチェックすることが失敗を防ぐポイントになります。

そこでここからは、色選びと凹凸感の確認という2つの視点から、後悔しない選び方のポイントを解説します。

色選び

塗り壁風サイディングの印象を大きく左右するのが「色の選び方」です。

ニチハの塗り壁風シリーズでは、ホワイトやアイボリー系に加え、近年人気が高まっているグレーやグレージュなどのニュアンスカラーも展開されています。

同じ塗り壁調でも、淡い色は柔らかくナチュラルな雰囲気を演出し、やや濃いめのグレージュ系はモダンで落ち着いた外観に仕上がります。

ただし、カタログや画面上で見る色味と、屋外で実際に太陽光を受けた際の見え方には大きな差が出るため注意が必要です。

塗り壁風の魅力である質感は、光の当たり方によって微妙に色の濃淡が変化するため、必ず実物サンプルで確認し、玄関まわりや外構との相性も含めたトータルイメージで選ぶことが後悔を防ぐポイントとなります。

凹凸とマット感の確認

塗り壁風サイディングのリアルさを決定づけるのが「表面の凹凸感」と「マットな質感」のバランスです。

ニチハの塗り壁風シリーズは、シリーズごとに表面のテクスチャーの深さや表情が異なり、光が当たったときの陰影の出方にも個性があります。

フラットに近いものは洗練された現代的な印象になり、やや凹凸のあるものは職人による左官仕上げのような柔らかな雰囲気を演出します。

特にマットな仕上げの場合、光の反射が抑えられることで、塗り壁ならではの落ち着いた質感がより強調されます。

実際の住宅では、朝日や夕日の斜めの光が当たる時間帯に陰影がはっきり出るため、カタログだけで判断せず、実物サンプルに触れて質感を確認することが重要です。

こうした細部の確認が、理想的な塗り壁風外観づくりにつながります。

まとめ:ニチハの塗り壁風サイディングは厚み・価格・継ぎ目で選ぶ

この記事のまとめ!

  • ニチハは塗り壁風サイディングを複数展開している
  • 各シリーズで質感が異なり色展開も多い
  • 色選びと質感に注意して選定する
  • 実物サンプルで確認するのが良い

ニチハの塗り壁風サイディングは、塗り壁のようなやわらかな質感と、窯業系サイディングならではの施工性の良さを両立した外壁材です。

シャトーウォール調やソフィアウォール調など、同じ塗り壁風でも表面の凹凸や陰影の出方に違いがあり、住宅のテイストに合わせた選択がしやすい点が特徴です。

カタログだけではわかりにくい質感や色味は、サンプルで実物を確認することで失敗を防げます。

デザイン性とメンテナンス性のバランスを重視する場合、ニチハの塗り壁風シリーズは有力な選択肢といえるでしょう。

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