塗り壁風サイディングならニチハ!人気シリーズと選び方を徹底解説

塗り壁風サイディングならニチハ!人気シリーズと選び方を徹底解説

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塗り壁のような優しい陰影とマットな質感を外観デザインに取り入れたいと考える方の間で、「塗り壁風サイディング」が注目されています。

中でもニチハは、公式ラインナップの中に塗り壁調の意匠パターンを複数展開しており、デザインの幅と質感の再現性において高い評価を集めています。

そこでこの記事では、ニチハが展開する塗り壁風サイディングのシリーズ特徴や質感の違い、選び方のポイントをわかりやすく解説します。

この記事の監修者

株式会社ライフ総建 取締役

佐藤 勇太

さとう ゆうた

プロフィール

塗装工事や屋根修理、防水工事をメインに東京都八王子市で外装リフォーム専門店を経営。地域に根付く専門店として3000棟以上の施工実績あり。

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塗り壁風サイディングとは?

塗り壁風サイディングとは、モルタルやジョリパットなどの左官仕上げのような質感を、窯業系サイディングの成型技術によって再現した外壁材のことです。

本物の塗り壁は職人がコテを使って仕上げるため、独特の風合いがある一方で、施工に時間がかかり費用も高くなる傾向があります。

また、仕上がりのムラや経年変化も出やすく、メンテナンスの手間も考慮する必要があります。

これに対し塗り壁風サイディングは工場で均一に成型されるため、外観の再現性が高く、施工期間も比較的短く抑えることができます。

また、表面の陰影やマットな塗り肌のような質感がデザイン的な魅力となり、ナチュラル・フレンチ・モダンなど幅広い住宅スタイルに対応できる点も支持されています。

ニチハの塗り壁風サイディングのラインナップ

ニチハは塗り壁風の意匠パターンを複数展開しており、それぞれ質感や表面の陰影表現に特徴があります。

やわらかな塗り肌を再現したシリーズから繊細な凹凸で表情を持たせたタイプまで、デザインの方向性が細かく分かれているのが魅力です。

そこでここからは、公式ページで紹介されている代表的な6つの塗り壁風パターンについて、それぞれの意匠の特徴をわかりやすく紹介します。

シャトーウォール調

シャトーウォール調は、モエンサイディングで展開されている塗り壁風意匠パターンです。

親しみやすい塗り壁風の外観や職人技を思わせるコテ塗り風素材感を特長としており、複数のカラーバリエーションも展開されています。

また、標準価格は5,800円/枚(税抜)で㎡単価は4,207円(税抜)となります。

このように、コストとデザイン性を兼ね備えたシリーズとして、伝統的な塗り壁の空気感を取り入れたい住宅に適したサイディングとなっています。

ソフィアウォール調

ソフィアウォール調は、モエンサイディングの塗り壁風意匠パターンです。

細部のディテールまでこだわった櫛引柄(くしびきがら)で、上下の継ぎ目が目立ちにくく、繊細なゆらぎを感じさせる表情が特徴です。

標準価格は5,800円/枚(税抜)で㎡単価は4,207円(税抜)となります。

カラー展開には、ムーンMGベージュ、ミストMGホワイト、アリアMGホワイト、スノーMGホワイトなどがあり、やわらかなトーンで構成されています。

ソフィアウォール調は繊細なテクスチャーと継ぎ目の目立ちにくさを両立させたデザイン性の高い塗り壁風パターンです。

ハッシュウォール調

ハッシュウォール調は、モエンサイディングの塗り壁風パターンです。

くしびきのように見える荒々しい石材をきめ細かく積み上げた意匠が特徴で、柔らかで安らぎのある表情を演出できます。

標準価格は5,800円/枚(税抜)で㎡単価は4,207円(税抜)となります。

カラー展開にはスノーMGホワイトV、ムーンMGベージュV、セジュールMGクリームV、ランドMGブラウンV、ペイブMGチャコールVなどがあり、柔らかなトーンから落ち着いた濃い色まで揃っています。

ニューシャトーウォール調

ニューシャトーウォール調は、モエンエクセラードの塗り壁風サイディングです。

古き良き塗り壁の雰囲気を残しつつ、モダンな意匠性を加えた漆喰壁を思わせるコテ塗り風が特長です。

複雑なパターンを抑え、平滑性と適度な陰影感を両立させるデザインが魅力です。

標準価格は8,200円/枚(税抜)で㎡単価は5,948円(税抜)となります。

色バリエーションも豊富で、ホワイト系、アイボリー、ライトベージュ、ライトグレーなど、住宅の外観デザインに幅広く対応できる選択肢がそろっています。

しぶき

しぶきは、モエンエクセラードの塗り壁風サイディング意匠です。

上下の継ぎ目が目立ちにくく、職人技で仕上げたようなこまやかな素材感を持つデザインが特徴です。

標準価格は8,200円/枚(税抜)で㎡単価は5,948円(税抜)となります。

カラーバリエーションには、フロストMGホワイトII、ラフラMGアッシュII、ラフラMGピュアアイボリー(生産終了扱い)、オリアンMGホワイトなどが含まれ、やさしく落ち着いたトーンを揃えています。

しぶきは程よい表情と継ぎ目の目立ちにくさを両立した、上質な塗り壁風テイストを求める住宅に適した意匠です。

スプーモ

スプーモは、モエンエクセラードの塗り壁風サイディングです。

職人技で仕上げた塗り壁のような繊細な素材感と、継ぎ目の目立ちにくい一体感ある仕上がりが特長です。

標準価格は税抜きで5,700円/枚(㎡単価6,883円)です。

複数のカラーが用意されており、柔らかく自然な色調で構成されている点も特徴です。

そうした意匠設計により、外観全体に統一感を持たせつつ、上質な塗り壁風の佇まいを演出できる選択肢となっています。

ニチハの塗り壁風サイディングを選ぶときのポイント

塗り壁風サイディングを選ぶ際は、デザインの印象だけでなく、色の見え方や表面の凹凸感、光の当たり方による陰影の出方なども確認することが重要です。

特に塗り壁風はマットな質感が魅力であるため、実物サンプルを取り寄せて質感や色味のニュアンスをチェックすることが失敗を防ぐポイントになります。

そこでここからは、色選びと凹凸感の確認という2つの視点から、後悔しない選び方のポイントを解説します。

色選び

塗り壁風サイディングの印象を大きく左右するのが「色の選び方」です。

ニチハの塗り壁風シリーズでは、ホワイトやアイボリー系に加え、近年人気が高まっているグレーやグレージュなどのニュアンスカラーも展開されています。

同じ塗り壁調でも、淡い色は柔らかくナチュラルな雰囲気を演出し、やや濃いめのグレージュ系はモダンで落ち着いた外観に仕上がります。

ただし、カタログや画面上で見る色味と、屋外で実際に太陽光を受けた際の見え方には大きな差が出るため注意が必要です。

塗り壁風の魅力である質感は、光の当たり方によって微妙に色の濃淡が変化するため、必ず実物サンプルで確認し、玄関まわりや外構との相性も含めたトータルイメージで選ぶことが後悔を防ぐポイントとなります。

凹凸とマット感の確認

塗り壁風サイディングのリアルさを決定づけるのが「表面の凹凸感」と「マットな質感」のバランスです。

ニチハの塗り壁風シリーズは、シリーズごとに表面のテクスチャーの深さや表情が異なり、光が当たったときの陰影の出方にも個性があります。

フラットに近いものは洗練された現代的な印象になり、やや凹凸のあるものは職人による左官仕上げのような柔らかな雰囲気を演出します。

特にマットな仕上げの場合、光の反射が抑えられることで、塗り壁ならではの落ち着いた質感がより強調されます。

実際の住宅では、朝日や夕日の斜めの光が当たる時間帯に陰影がはっきり出るため、カタログだけで判断せず、実物サンプルに触れて質感を確認することが重要です。

こうした細部の確認が、理想的な塗り壁風外観づくりにつながります。

まとめ:デザイン性とメンテ性を両立したいならニチハの塗り壁風サイディング

この記事のまとめ!

  • ニチハは塗り壁風サイディングを複数展開している
  • 各シリーズで質感が異なり色展開も多い
  • 色選びと質感に注意して選定する
  • 実物サンプルで確認するのが良い

ニチハの塗り壁風サイディングは、塗り壁のようなやわらかな質感と、窯業系サイディングならではの施工性の良さを両立した外壁材です。

シャトーウォール調やソフィアウォール調など、同じ塗り壁風でも表面の凹凸や陰影の出方に違いがあり、住宅のテイストに合わせた選択がしやすい点が特徴です。

カタログだけではわかりにくい質感や色味は、サンプルで実物を確認することで失敗を防げます。

デザイン性とメンテナンス性のバランスを重視する場合、ニチハの塗り壁風シリーズは有力な選択肢といえるでしょう。

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