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甍(いらか)とは、昔の古い日本語で「屋根」や「屋根瓦」を指す言葉です。
また、文部省唱歌の歌詞にも出てくる「甍の波」は、屋根瓦が連なった様子を波にたとえています。
この記事では甍とは何か?どんなふうに使われているか?を解説します。
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「甍(いらか)」――この美しい響きを持つ言葉は、日本の伝統的な建築文化を象徴する言葉です。
現代では「瓦屋根」と呼ばれることが一般的ですが、かつては「甍」という雅な呼び方が使われていました。
寺社仏閣や城郭、古い町並みを眺めると、瓦が美しく連なる屋根の景観に心を奪われることがあるでしょう。
その連なりを「甍の波」と表現した先人たちの美意識は、今も私たちの文化に息づいています。
「甍(いらか)」とは、瓦で葺かれた屋根のことを指す言葉です。
この言葉は古くから日本の建築文化に根付いており、神社仏閣や城郭などの壮麗な建築物にも使われる瓦屋根を表す際に用いられてきました。
「甍」という漢字は中国由来の表記ですが、日本においては屋根全体を指す言葉として定着しました。
とりわけ、屋根が波打つような壮観な風景を表現する際に「甍」という言葉がよく使われます。
甍の歴史的な背景
日本における瓦屋根の歴史は、飛鳥時代まで遡ります。
仏教伝来とともに中国や朝鮮半島から瓦葺きの技術が伝えられ、主に寺院建築で使用されるようになりました。
平安時代には、貴族の屋敷や宮殿の屋根にも瓦葺きが用いられるようになり、「甍」は格式高い建築の象徴として認識されるようになりました。
江戸時代以降、瓦屋根は庶民の住宅にも広がり、現在の日本建築の特徴の一つとして確立されました。
「甍の波(いらかの波)」という表現は、日本の伝統的な詩や文学、さらには日常の言葉の中で用いられてきました。
この言葉は、瓦屋根が連なり、波のように見える様子を比喩的に表現したものです。
特に寺院や城郭などの壮麗な建築では、屋根が美しく連なる景観が特徴的です。
この景色を「甍の波」と表現し、時には「雲の波」とともに並べて詠まれることもあります。
「甍」という言葉は、現代の会話の中ではあまり耳にすることがなくなりました。
しかし、日本の伝統建築や文学作品、さらには童謡の歌詞の中には今でもその名残を見ることができます。
特に屋根の各部位には昔ながらの名称が多く残っており、建築の専門用語としても使用されています。
また、童謡「こいのぼり」にも「甍の波」という表現が登場し、日本の美しい風景を象徴する言葉として親しまれています。
ここでは、「甍」という言葉がどのような場面で使われているのかを詳しく見ていきましょう。
瓦屋根には、部位によって以下のような名称があります。
- 大棟部(おおむねぶ)
- 軒先部(のきさきぶ)
- 隅棟部(すみむねぶ)
- 谷部(たにぶ)
- 壁際部(かべぎわぶ)
これらの名称は、屋根工事の現場や伝統建築の修復作業などで今も使用されています。
このうち、甍は大棟部における屋根の頂上部分(棟瓦)を指していることもあります。
日本の伝統文化を象徴する「甍」という言葉は、童謡の歌詞にも登場します。
代表的な例が、「こいのぼり」の歌詞です。(♪屋根より高い~じゃない方の歌ですね。)
甍(いらか)の波と雲の波、
重なる波の中空(なかぞら)を、
橘(たちばな)かおる朝風に、
高く泳ぐや、鯉のぼり。
この歌詞では「甍の波」と「雲の波」が対比され、まるで空に浮かぶ橋のようにこいのぼりが泳いでいる様子が表現されています。
この記事のまとめ!
- 「甍」は瓦葺き屋根を指す伝統的な言葉
- 「甍の波」という表現は屋根の美しい連なりを比喩的に表す言葉
- 文部省唱歌・童謡「こいのぼり」にも「甍の波」が登場し、日本の風景や文化と密接に関係している。
現代ではあまり使われなくなった言葉かもしれませんが、「甍」は日本の建築や文化を知る上で欠かせない言葉といえます。
日本の屋根文化や伝統建築に改めて目を向けてみるのもよいかもしれません。
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