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スレート屋根は、コストパフォーマンスに優れた屋根材として多くの住宅で採用されています。
しかし、実際に施工や修理を依頼する際、「一体いくらかかるのか?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、スレート屋根の施工・補修にかかる費用相場を、葺き替え・カバー工法・塗装・部分補修ごとに詳しく解説します。
値段に影響する要因や、費用を抑えるコツまで徹底的に紹介していきます。

株式会社ライフ総建 取締役
佐藤 勇太
さとう ゆうた
塗装工事や屋根修理、防水工事をメインに東京都八王子市で外装リフォーム専門店を経営。地域に根付く専門店として3000棟以上の施工実績あり。
スレート屋根の費用は一律ではなく、住宅ごとの条件によって大きく異なります。
「見積もりが思ったより高い…」と感じる方の多くは、この価格差の理由を把握できていないことが原因です。
この章では、スレート屋根の値段を決定づける代表的な要因を5つの視点から詳しく解説します。
自宅の屋根にかかる費用を正しく見積もるために、まずは影響の大きいポイントを押さえておきましょう。
スレート屋根の費用は、屋根の面積が大きくなるほど材料費・施工費が増加します。
また、屋根の形状が複雑(寄棟・切妻など)な場合は職人の手間が増え、価格が高くなる傾向にあります。
さらに勾配が急な屋根では安全対策や足場の強化が必要となり、その分費用もかさみます。
平屋と2階建てでも費用差が出るため、屋根の形状や角度も重要な価格要因です。
屋根工事では必ず足場を設置する必要があり、その費用は施工費全体の中でも大きな割合を占めます。
一般的には15〜25万円程度が相場で、建物の階数や屋根の勾配によって変動します。
また、建物の周囲に十分なスペースがない場合、特殊な足場が必要になり追加費用がかかることも。
足場費は「安全性」を確保するための基本コストとして見積もりに含まれます。
スレート屋根の施工には、葺き替え・カバー工法・塗装といった方法があり、それぞれに費用差があります。
葺き替えは既存屋根の撤去から行うため高額になりやすく、カバー工法は既存の屋根を活かすことでコストを抑えられます。
塗装は最も安価ですが、対応できる劣化の程度に限界があります。
建物の状態に適した方法を選ぶことが、費用対効果を高めるカギとなります。
スレート材や塗料にはグレードがあり、選ぶ製品によってコストに大きな差が出ます。
たとえば、一般的なスレート材と高耐久のスレートでは、1㎡あたり数千円の差が生じることもあります。
塗装の場合も、シリコン・フッ素・無機などグレードが上がるごとに価格が上昇しますが、その分耐久性も向上します。
長期的なメンテナンスコストとのバランスを見極めることが重要です。
屋根工事の費用には、地域による人件費の差も大きく影響します。
都市部では職人の賃金が高く、同じ工事内容でも地方よりも見積もり額が高くなる傾向があります。
また、材料の輸送コストや業者数の違いも価格差の要因です。
地方では費用が抑えやすい一方で、選べる業者が限られることもあるため、地域性を踏まえた業者選びが大切です。
スレート屋根の修理やリフォームには、葺き替え・カバー工法・塗装といった複数の施工方法があります。
それぞれ工法ごとに特徴や工事内容が異なるため、当然ながらかかる費用もバラつきます。
この章では、主な施工方法別に価格相場を比較しつつ、どんなケースにどの工法が適しているのかもあわせて解説します。
無駄な出費を防ぐためにも、まずは各工法のコスト感を把握しておきましょう。
スレート屋根の葺き替え工事は、既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材に張り替える工法です。
下地まで確認・補修できるため耐久性は高まりますが、撤去費用や廃材処分費が加わるためコストは高めです。
1㎡あたりの相場は6,000〜15,000円、30坪の住宅でおよそ120〜250万円が目安です。
築30年以上など、劣化が進んでいる場合にはこの方法が選ばれます。
カバー工法は、既存のスレート屋根を撤去せず、上から軽量な金属屋根(主にガルバリウム鋼板など)を被せる工法です。
撤去や廃材処分が不要な分、葺き替えよりも費用を抑えられ工期も短縮されます。
1㎡あたりの相場は5,000〜13,000円、30坪で約120〜160万円が目安です。
ただし、下地が腐食している場合は適用できないため、事前の点検が重要です。
塗装は、スレート屋根の表面保護や美観維持を目的とした最も手軽なメンテナンス方法です。
劣化が軽微な場合には塗装で十分対応可能です。
使用する塗料の種類によって価格は変動し、アクリルよりシリコン、さらにフッ素・無機塗料の方が高価ですが、その分耐用年数も長くなります。
費用相場は1㎡あたり2,000〜4,000円、30坪ではおよそ20〜40万円程度が目安です。
ただし、塗装はあくまで美観維持になるので、防水性能を向上させる場合は屋根工事(葺き替えまたはカバールーフ)を選択しましょう。
「屋根全体ではなく、一部の割れや傷みだけを直したい」そんなケースでは、部分補修やスレート1枚交換といった対応が有効です。
ただし小規模な工事でも、内容や状態によっては思わぬ費用が発生することも。
この章では、部分的な補修にかかる費用の目安と、補修と全面リフォームの判断基準について分かりやすく解説します。
スレート屋根の部分補修は、ひび割れや浮き、コーキングの劣化など小規模なトラブルに対応する工事です。
補修内容によって費用は異なりますが、1箇所あたりの相場は5,000~20,000円程度です。
早めに対応すれば屋根全体の劣化を防げるため、結果的に費用を抑えることにもつながります。
ただし、広範囲に不具合が見られる場合は、塗装やカバー工法の検討も必要です。
破損や脱落したスレート屋根材を1枚だけ交換する場合、材料費と作業費を含めて1枚あたり10,000~30,000円程度が目安です。
ただし、スレート材の種類や在庫状況によっては同じ製品が手に入らず、色や形状が周囲と合わないケースもあります。
見た目を重視するなら、部分交換ではなく塗装や全面改修の選択肢も視野に入れるとよいでしょう。
スレート屋根の修理は、ちょっとした工夫や判断の仕方で費用を大きく抑えることが可能です。
適切な施工方法の選択や見積もりの取り方、工事時期の調整など、実践できる節約術は意外と多くあります。
この章では、スレート屋根の修理費を少しでも軽くするための具体的なコツを3つの観点からご紹介します。
スレート屋根の修理費用を抑えるうえで有力な選択肢が「カバー工法」です。
既存の屋根材を撤去せず、その上から新しい屋根材をかぶせることで、撤去費や廃材処分費を削減できます。
また工期が短く、騒音や粉じんも少ないため近隣への配慮にもつながります。
ただし、屋根下地が劣化している場合は適用できないこともあるため、事前の点検と業者の判断が重要です。
同じ工事でも、業者によって見積もり金額や工事内容には大きな差が出ることがあります。
複数の業者から相見積もりを取ることで、相場感をつかみ、不当な高額請求を避けることができます。
また、価格だけでなく対応の丁寧さや提案力も比較できるため、信頼できる施工会社を選ぶ上でも効果的です。
最低でも2~3社の見積もりを取るのが理想です。
屋根工事には繁忙期と閑散期があり、依頼する時期によって費用が変わることがあります。
一般的に春や秋は依頼が集中するため価格交渉が難しい一方、夏や冬は閑散期となり、業者によっては値引きに応じてくれることも。
工事を急がない場合は、こうしたタイミングをずらすことで費用を抑えることが可能です。
スケジュールに余裕をもたせて計画することがポイントです。
この記事のまとめ!
- スレート屋根の費用は、屋根の面積・形状・施工方法などにより大きく変動する
- 葺き替えは高額だが耐久性に優れ、カバー工法は費用と工期を抑えられる
- 塗装は最も手軽な方法で、劣化が軽微な場合に適している
- 部分補修や1枚交換は安価だが、全体の劣化具合によっては根本対策が必要
- 相見積もりや工事時期の工夫で、修理費用を安く抑えることが可能
スレート屋根の修理やリフォーム費用は、施工方法や屋根の状態によって大きく異なります。
葺き替え・カバー工法・塗装など、それぞれの工法の特徴と相場を把握することで、無駄な出費を防ぐことができます。
相見積もりや施工時期の工夫なども、費用を抑える重要なポイントです。
外装リフォームはクロスの張り替えのような工事とは違い、足場を設置した大掛かりな工事です。
そのため、リフォーム工事の中でも比較的高額な費用が発生する工事になります。
リフォーム費用を抑えるためには、以下のような方法があります。
- 複数業者から相見積もりを取得して価格を比較する
- 国や自治体の補助金・助成金制度を活用する
しかし、ひとくちに業者といっても無数に存在するため、どの業者を選べば良いのか迷っているという方も少なくありません。
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