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突然の雨漏りや強風による屋根材の破損。
そんなとき、「スレート屋根の1枚だけを交換できないか?」と考える方も多いのではないでしょうか。
結論からいえば、スレート屋根の1枚交換は状況次第で可能です。
しかし、補修方法には注意が必要であり、場合によっては全面修理や葺き替えが適切なこともあります。
本記事では、スレート屋根の1枚交換が可能なケースや費用相場、補修時の注意点まで、専門的な視点で詳しく解説します。

株式会社ライフ総建 取締役
佐藤 勇太
さとう ゆうた
塗装工事や屋根修理、防水工事をメインに東京都八王子市で外装リフォーム専門店を経営。地域に根付く専門店として3000棟以上の施工実績あり。
スレート屋根の一部が割れたり欠けたりした場合、「この1枚だけを交換できないか?」と考える方は多いでしょう。
この章では、実際にスレート屋根を1枚単位で交換できるのかどうか、またその可否を左右する条件について解説します。
スレート屋根は1枚ずつの部材を重ねて施工する構造のため、基本的には割れた1枚だけを交換することが可能です。
特に破損が1〜2枚程度に限られ、下地や防水シートに影響がない場合であれば、部分的な差し替えだけで修理を済ませることができます。
また、同じ規格や色のスレート材が手に入れば、見た目も自然に仕上がります。
軽微な破損であれば、1枚交換によって費用を抑えた対応ができる点も魅力ですが、作業には専門の技術が必要なため、安全性や仕上がりを考えると業者への依頼が安心です。
一見すると1枚だけの破損に見えても、屋根全体に劣化が広がっている場合は、部分補修では不十分なことがあります。
特に築年数が10年以上経過している場合や、周辺のスレート材にもヒビや変色が見られる場合には、今後も連続して破損が発生する可能性があります。
また、下地や防水シートの傷みがあると、見えない部分から雨漏りが進行するリスクもあります。
こうした状況では、部分修理を繰り返すよりも、屋根全体の補修やカバー工法・葺き替えといった根本的な対策が結果的にコストを抑えるケースもあります。
実際にスレート屋根の1枚交換が検討されるのは、どのような場面なのでしょうか?
この章では、よくある破損の原因や状況に着目し、部分補修が適している典型的なケースをご紹介します。
スレート屋根が1枚だけ破損するケースで特に多いのが、台風や強風による飛来物の衝突です。
木の枝や看板、隣家の物干し台などが風で飛ばされ、屋根に直撃することでスレート材が割れることがあります。
このような突発的な破損は、屋根全体に問題がないことも多く、状況次第では1枚のみの交換で対応可能です。
保険が適用されるケースもあるため、被害を受けた際は写真を残し、早めに業者へ相談するとよいでしょう。
スレート材はセメントを主成分とした素材のため、長年にわたり風雨や紫外線にさらされることで徐々に劣化していきます。
築10年以上が経過すると表面が白っぽくなり、ひび割れや欠けが目立ち始めることがあります。
経年劣化による破損は屋根全体に及ぶ可能性があり、1枚だけ交換しても他の箇所が次々に傷む恐れがあります。
こうした場合は単なる部分補修ではなく、屋根全体の点検や将来的なリフォームも視野に入れることが大切です。
1枚だけの交換とはいえ、費用がどれくらいかかるのかは多くの方にとって気になる点です。
この章では、スレート屋根の1枚交換にかかる実際の費用や、足場が必要な場合の追加コストについて詳しく解説します。
スレート屋根の1枚交換を業者に依頼する場合、費用はおおむね1万円〜3万円程度が相場です。
内訳としては、出張費や基本料金が5,000〜10,000円、スレート材と作業費が5,000〜20,000円程度です。
破損が軽度で作業が容易な場合は比較的安く抑えられますが、屋根の高さや傾斜、作業環境によっては追加費用がかかることもあります。
また、同じ型番のスレート材が廃番になっている場合は、類似品の加工費が発生する場合もあります。
スレート屋根の1枚交換であっても、作業場所が高所や急勾配で安全確保が難しい場合は、足場の仮設が必要になることがあります。
足場の設置にはおおよそ15万円〜25万円の費用がかかり、工事内容に比べて高額になるケースも少なくありません。
特に2階建て以上の住宅では、たとえ小規模な修理でも足場の設置が義務づけられることが多く、予算に大きな影響を与える可能性があります。
事前に業者へ足場の要否を確認することが大切です。
部分的な交換で済ませるべきか、それとも屋根全体の補修やリフォームが必要か?
この章では、築年数や屋根の劣化状況などを踏まえた判断基準を解説します。
将来的なコストやリスクを抑えるためにも、短期的な修理にこだわらず長期的な視点で選択肢を検討することが大切です。
スレート屋根を1枚交換で済ませるか、全体補修すべきかの判断には、破損の範囲・築年数・屋根の劣化状態を総合的に見ることが重要です。
例えば、破損が1〜2枚程度で築年数が10年未満なら部分補修でも問題ないことが多いですが、複数箇所に割れが見られたり、築15年以上経過している場合は屋根全体の劣化が進行している可能性が高くなります。
下地や防水層の状況も確認し、長期的な視点で判断することが大切です。
スレート屋根の耐用年数はおおよそ20〜30年とされており、築15年以上が経過している場合は本格的な劣化が進行しやすくなります。
このような時期に破損や雨漏りが見られる場合、部分的な補修ではなく、屋根全体のリフォーム(カバー工法や葺き替え)を検討するのが現実的です。
一時的に部分交換を繰り返すよりも、将来的なメンテナンス費用を抑えられる可能性があり、建物全体の耐久性向上にもつながります。
スレート屋根のひび割れや欠けが発生した際、「塗装でどうにかならないか」と考える方もいますが、塗装はあくまで見た目と表面保護のための処置です。
すでに物理的に破損しているスレート材は、塗装によって修復できるものではなく、雨漏りや構造的な問題の解決にはなりません。
また、劣化が進んだスレートに塗装を施しても、密着性が悪くすぐに剥がれるリスクもあります。
破損がある場合は塗装ではなく、確実な交換や補修が必要です。
この記事のまとめ!
- スレート屋根は1枚単位での交換が可能
- 状況によっては全面補修が必要
- 台風や落下物による破損は1枚交換で対応できることが多い
- 交換費用は1〜3万円が相場で足場が必要な場合は追加費用が発生
- 塗装では破損の根本的な解決にはならない
スレート屋根の1枚交換は可能ですが、屋根の状態や築年数によっては部分補修では対応しきれない場合もあります。
軽度の破損であれば費用を抑えて修理できますが、劣化が進んでいる場合は全面的な補修やリフォームも検討が必要です。
まずは専門業者に相談し、最適な対応を見極めましょう。
外装リフォームはクロスの張り替えのような工事とは違い、足場を設置した大掛かりな工事です。
そのため、リフォーム工事の中でも比較的高額な費用が発生する工事になります。
リフォーム費用を抑えるためには、以下のような方法があります。
- 複数業者から相見積もりを取得して価格を比較する
- 国や自治体の補助金・助成金制度を活用する
しかし、ひとくちに業者といっても無数に存在するため、どの業者を選べば良いのか迷っているという方も少なくありません。
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