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気象庁によると、この冬は日本海側を中心に雪の日が平年並み~多め、かつ一度に大量の雪が降ると予想されています。雪害による住宅トラブルは「雪が降った後」よりもむしろ「雪解けと凍結を繰り返す時期」に集中するため、年末大掃除のついでに屋根や雨どいの状態を把握しておくことが大事です。
この記事では、「自分でできる冬の点検」と「緊急性の判断基準」を、住宅メンテナンスの専門ガイドラインに基づいて解説します。
(参考文献:国土交通省 国土技術政策総合研究所「木造住宅の劣化対策ガイドライン」)
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- 自分でできる冬の屋根・雨どい点検方法(セルフチェック10項目)
- 雪害トラブルの緊急度の判断基準
- 雪害で破損した場合、火災保険の「雪災補償」で修理費がカバーされる可能性があります
雪害による外装トラブルは、多くの場合火災保険の雪災補償の対象です。被害発生から3年以内であれば申請可能なため、この記事では点検方法だけでなく、万が一被害が出た場合の保険活用の流れや、申請サポート業者の選び方まで解説します。
※本記事は冬の雪害予防が中心ですが、強風による雨どいの破損でお困りの方は、姉妹記事「強風で雨どいが破損したときの全対処法」もあわせてご覧ください。
一般に冬に屋根や雨どいのトラブルが増えるには、3つの理由があるといわれています。
日本海側の雪は湿って重く、1立方メートルあたり新雪で約150kg、圧雪になると約500kgにもなるといわれています。
この荷重が屋根材の固定部や雨どいの接合部に集中し、釘の緩み、金具の変形、継手の外れを引き起こします。特に築10年以上の住宅では、経年劣化が進んだ金属部分が雪の重みに耐えきれなくなって破損するケースが増えています。
雨どいや屋根の谷部に溜まった水が夜間に凍結すると、氷の体積が膨張することにより雨どいが割れたり、継手が押し広げられることがあります。
また、金属板葺き屋根では、凍結と融解の繰り返しが塗膜の劣化を加速させ、サビの進行を早めます。
雪解け水は通常の雨より多く、しかも長時間溜まります。
屋根材の隙間・外壁との境目部分・雨どいのオーバーフローから、本来入らないはずの場所に水が浸入し、野地板(屋根材を支えるための下地板)や外壁の下地が腐ったり、内装がシミになったりします。
自分で屋根に登っての点検は大変危険です。スマートフォンのズーム機能や双眼鏡を使って、地上からセルフチェックしましょう。チェックポイント1~4が雨どい編、5~8が屋根編、9~10が外壁・その他編です。
- 軒どいの傾き・たわみ 水平になっていたり、部分的に下がっていないか
- 継手のズレ・外れ 接続部分に隙間や段差がないか
- 縦どいの固定金具 外れかけていないか、錆びて変色していないか
- 雨どい内の詰まり 枯れ葉や氷の塊が見えないか
- 棟板金の浮き 屋根の頂上部分の金属カバーが浮いていないか
- 瓦のズレ・欠け 並びが乱れている箇所、割れた瓦がないか
- 軒先の変色・シミ 軒天(軒裏の天井)に茶色いシミや黒ずみがないか
- 雪止め金具の状態 曲がっている、外れているものがないか
- 外壁の雨だれ跡 雨どいの真下に黒い筋状の汚れが新たに出ていないか
- ベランダ排水口 ゴミや落ち葉、凍った水で塞がっていないか
チェックのタイミングは雪が降る前(11月中~12月)、大雪の後1週間以内、雪解けが始まる2月下旬がおすすめです。
雨どいの不具合を「見た目の問題」と軽く見てはいけません。実際には以下のような深刻なトラブルにつながります。

雨どいが機能しないと、屋根から落ちる雨水が外壁に直撃します。
そうなると、サイディングやモルタルの目地シーリングの劣化が加速する、外壁の内部に雨水が浸入する、通気層が湿って構造材が腐ってしまい、建物の耐久性が大幅に低下するなどのトラブルにつながってしまいます。
雨どいからあふれた水が基礎周りに集中すると、基礎と外壁の境目、基礎のひび割れ部分から水が浸入する、床下の湿度が上昇し、土台や床を支える柱(束柱)が腐る、シロアリが発生するなどのリスクが高まります。
❌ 今すぐ対応:雨どいが完全に外れていて、下に通路がある
⚠️ 1ヶ月以内:たわみが目立つ、継手に隙間がある
✅ 経過観察:軽微な変色のみ
雨どいの修理費用の相場について詳しく知りたい方は、
雨どい修理の費用相場はいくら?症状別の目安・足場代・見積もりのポイントもあわせてご覧ください。
スレート屋根や金属屋根の頂上部分を覆う「棟板金」は、風や雪の影響を最も受けやすい部位です。
固定している釘が錆びてゆるむと、強風で板金が「バタバタ」音を立てるようになり、最悪、板金ごと飛んでいき、隣家に被害を与えたり、や通行人にけがをさせたりすることもあります。
屋根の頂上ラインが波打って見える、板金の継ぎ目に隙間があるなどの場合は要注意です。

粘土瓦やセメント瓦では、雪の重みで棟際の半端瓦(切断した瓦)が固定不足で落下したり、屋根の谷部や隅部の「勝手瓦」(三角形に切った瓦)がズレたりするなどのトラブルが起きることがあります。
一般に瓦の固定にはステンレス製の釘や専用金物が使われますが、築30年以上の古い住宅では使われている鉄釘が錆びて機能しなくなっている場合がありますので要注意です。
軒裏(軒天)の変色や黒ずみは、屋根裏への雨水浸入または結露のサインです。
放置すると、野地板や垂木が腐る、屋根裏の断熱材が湿気で劣化し、断熱性能が低下する、天井裏にカビが発生するなどのトラブルのもととなります。
❌ 今すぐ対応 板金が浮いている、瓦が大きくズレている
⚠️ 1ヶ月以内 軒天に新しいシミが出た
✅ 経過観察 外観上の劣化のみ(変色程度)
屋根の棟板金や瓦の損傷を放置すると、次の大雪で連鎖的に被害が広がるケースがあります。
少しでも異変を感じたら早めに業者点検を依頼してください。
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ベランダの排水口(ドレーン)が詰まると、冬場は特に危険です。
- 水が溜まったまま凍結→排水口周辺の防水層が損傷する
- オーバーフロー管も凍結→行き場のない水が防水層の端から浸入する
- 室内への漏水→バルコニー直下の部屋の天井にシミができる
- 排水口のゴミ・落ち葉を除去
- 排水の流れを確認(バケツ1杯の水を流してみる)
- オーバーフロー管の開口部が塞がっていないかチェック
もし凍結で水が流れない場合、無理に割ったり熱湯をかけたりするのは禁物!自然に解けるのを待つか、ぬるま湯(40℃程度)で少しずつ溶かしましょう。
雪や凍結で足場が不安定な冬の屋根は、プロでも危険です。転落事故が毎年発生していますから、絶対に屋根に上るのはやめましょう!
凍結した雨どいを叩くと、樹脂や金属が割れます。ドライヤーやぬるま湯で徐々に溶かすか、業者に依頼しましょう。
雪かきの際に、スコップやスノーダンプで雨どいを引っ掛けて破損するケースが多く危険です。雨どい周辺は特に慎重に。
応急措置として屋根にシートを被せる場合、固定が甘いと風で飛んで二次災害を引き起こします。重石だけでは不十分で、専用のロープと固定具が必要です。
- 雨どいが外れた箇所の真下に人が立ち入らないよう注意喚起
- 室内への漏水箇所にバケツを置き、ブルーシートで家財を保護
- デジタルカメラやスマホで被害箇所を記録(日付入り)
- 速やかに専門業者に連絡
もしセルフチェックしてみて、自分の目ではうまく確認できなかった箇所や、すぐ修理しなければいけない危険箇所が見つかったら、かならず2~3社に相見積もりをとって修理を依頼しましょう。
その際、気を付けなければいけないのが以下の5つのポイントです。
- 被害箇所の特定方法
「ドローン・高所カメラで撮影」「屋根に登って確認」など、どう調査するか明記されているか - 修理範囲の明確化
「雨どい交換5m」だけでなく、「金具交換・シーリング処理含む」など詳細が書かれているか - 使用材料の仕様
「雨どい:塩ビ製 パナソニック製PC50型」など、メーカーと型番が明記されているか
「下葺き材:改質アスファルトルーフィング」など、耐久性の高い材料か - 保証内容
「施工保証5年」「メーカー保証10年」など、具体的な年数と範囲が示されているか - 追加費用の条件
「屋根下地が腐っていた場合、別途見積もり」など、追加が発生する条件が明記されているか
- ❌ 「今すぐ契約しないと危険」と不安を煽る
- ❌ 「火災保険で無料になる」と断言する(審査結果は保険会社が判断)
- ❌ 見積もりが「一式◯◯万円」のみで内訳がない
- ✅ 写真や図面で被害状況を説明してくれる
- ✅ 複数の修理プランを提案してくれる
雪や強風による屋根・雨どいの破損は、火災保険の「雪災」補償の対象になる可能性があります。
築年数や保険会社を問わず、被害発生から3年以内であれば申請可能です。
修理費用が20万円を超えるケースでは、自己負担なしで修理ができる場合もあるため、
まずは保険証券を確認し、補償内容を把握することから始めましょう。
- 雪の重みによる雨どいの変形・破損
- 積雪による棟板金の浮き・飛散
- 雪の荷重で曲がった雪止め金具
- 落雪によるカーポート・駐車場屋根の損傷
- 雪解け水による屋根裏・軒天のシミ(原因が雪災と特定できる場合)
- 凍結による雨どい・配管の破裂
※ただし、経年劣化のみによる破損は対象外です。「いつ・どの災害で・どこが壊れたか」を明確にすることが申請のポイントになります。
- 被害箇所の撮影(日付入り・複数角度から)
- 保険証券で「雪災補償」の有無を確認
- 保険会社に事故連絡を入れる
- 修理業者から見積書と被害報告書を入手
- 保険会社に書類を提出
- 損害鑑定人の現地調査
- 保険金の支払い
この流れのうち、書類作成や鑑定人対応はかなり専門的です。
自力で申請して不備で却下されるケースも多いため、火災保険申請サポート業者を利用する方が承認率が上がる傾向があります。
雪害による被害で火災保険を申請する際、どのサポート会社を選ぶかで手続きのスムーズさや承認率が変わります。
主要3社を比較しましたので、ご自身に合ったサービスを選んでください。
| サービス名 | 特徴 | こんな方におすすめ | 相談料 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|
| 火災保険申請事務局 | 現地調査を重視。被害状況を専門スタッフが直接確認 | 被害が大きく、確実に申請したい方 | 無料 |
|
| 損害保険診断士協会 | 損害保険診断士(有資格者)が建物を診断 | 専門家にしっかり診断してほしい方 | 無料 |
|
| 保険請求の窓口 | プロの診断士による無料点検+申請サポート | まず気軽に相談したい方 | 無料 |
|
どの会社も相談・診断は完全無料です。迷ったら複数社に相談して、対応の質や提案内容を比較するのが失敗しないコツです。
- 「100%保険金が下りる」と断言する業者は避ける(審査するのは保険会社)
- 成功報酬の料率(保険金の○%)を契約前に必ず確認する
- 申請内容に嘘や誇張を含めない(保険金詐欺に該当する恐れあり)
- 修理業者と申請サポート業者は別々の会社を使う方が利益相反が起きにくい
正しく使えば、火災保険申請サポートは被害からの復旧を大きく助けてくれるサービスです。
雪害で屋根・雨どい・外壁に被害が出た場合は、修理業者への連絡と並行して、保険申請の準備も進めることをおすすめします。
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この記事のまとめ!
- 雪が降る前から劣化していたが原因、雪が降る前に点検を
- この記事の「セルフチェック10項目」を印刷し、家の周りを確認する
- スマホで屋根・雨どいの状態を撮影(比較用に保存)
- もし修理する箇所が出てきたら、屋根専門業者2〜3社に相見積もりを
- 修理費用が20万円を超えそうなら、火災保険申請サポートの無料相談を活用する
修理費用を実費で払う前に、火災保険の雪災補償が使えるかを確認するだけで、自己負担額が大きく変わる可能性があります。
申請手続きに不安がある方は、無料で相談できる火災保険申請サポートを活用してください。
🏠 雪害で修理が必要になったら、まず火災保険を確認
修理費用を実費で払う前に、火災保険の雪災補償が使えるかを確認するだけで、自己負担額が大きく変わる可能性があります。申請手続きに不安がある方は、無料で相談できる火災保険申請サポートを活用してください。
※いずれも相談・診断は無料です。
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