この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
ウレタン防水は、住宅のベランダや屋上などに幅広く使われている防水工法のひとつです。
DIY需要も高まる中、「ウレタン防水塗料はホームセンターで買えるの?」「DIYでも使える商品はある?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ウレタン防水用の塗料についての基礎知識から、購入できるホームセンターの紹介、さらに購入時の注意点までを徹底解説します。
はじめて防水塗料を購入する方でも安心して選べるよう、わかりやすくまとめています。

株式会社ライフ総建 取締役
佐藤 勇太
さとう ゆうた
塗装工事や屋根修理、防水工事をメインに東京都八王子市で外装リフォーム専門店を経営。地域に根付く専門店として3000棟以上の施工実績あり。
ウレタン防水用の塗料とは、液状のウレタン樹脂を塗布して硬化させ、防水層を形成する塗料のことです。
主にベランダや屋上、バルコニーなどの平場に使用され、下地の動きに追従する柔軟性と高い防水性能が特長です。
ウレタン防水には、主剤(防水層を形成する塗料)と、仕上げに使用するトップコートが必要です。
トップコートは、防水層の上に塗って紫外線や風雨からウレタン層を保護する役割を担い、直接雨や日差しにさらされる環境では欠かせません。
トップコートが劣化すると防水層自体の寿命も縮むため、数年ごとの再塗装によるメンテナンスが非常に大切です。
ホームセンターで販売されているウレタン防水塗料は、主にウレタン層を保護するトップコートになります。
ウレタン防水塗料は、専門業者だけでなく一般の方でも購入・使用できる時代になっており、大手ホームセンターでも手軽に手に入れることが可能です。
この章では、カインズ・コメリ・ジョイフル本田など、ウレタン防水用の塗料を扱う代表的なホームセンターを紹介します。
カインズでは、DIY向けに扱いやすいウレタン防水塗料を複数取り揃えています。
「カインズオリジナル」ブランドやアサヒペンなどの製品が中心で、ベランダやバルコニーなど小規模な施工に適した製品が手に入ります。
オンラインショップでも詳細な商品情報が確認でき、在庫の有無も店舗ごとに検索可能です。
施工に必要なローラーやプライマーなどの関連商品も一緒に購入しやすい点も魅力です。
コメリでは、ウレタン防水用の塗料をラインナップしています。
ベランダ防水や簡易的な補修用として使用しやすい製品で、価格も比較的リーズナブルです。
必要量や用途に応じて選びやすい環境が整っているほか、施工道具やトップコートも合わせて揃えられる利便性の高さもポイントです。
コーナンでは、アサヒペンなど有名メーカー製のウレタン防水塗料を中心に取り扱っています。
一般向けの塗料に加えて、一部店舗ではプロ仕様の2液型ウレタン防水材も取り扱いがあり、幅広いニーズに対応しています。
初心者でも施工しやすいローラー塗り製品もあり、選びやすいのが特長です。
オンラインストアでも取扱いがあり、施工方法や適用範囲の案内も丁寧で、DIYに初めて挑戦する方にも安心です。
ロイヤルホームセンターでは、建築資材やリフォーム関連製品の取り扱いが豊富で、ウレタン防水塗料も複数の種類が販売されています。
防水材の下塗り材(プライマー)やトップコートなど、付随する資材も一緒に揃えやすい点が魅力です。
DIY向けだけでなく簡易な業務用商品もあり、一定の知識がある方には選択肢が広がる店舗となっています。
ジョイフル本田は、DIY向け資材の専門性が非常に高く、ウレタン防水塗料も取り扱っています。
水性塗料から幅広くラインナップされており、専門スタッフによる相談対応が受けられるのも大きな利点です。
とくにベランダ補修や部分的な再塗装を考えるユーザーに人気があります。
ビバホームでは、アサヒペンなど大手メーカーのウレタン防水塗料を中心に扱っており、刷毛塗り・ローラー塗りで簡単に施工できる製品が多数並んでいます。
家庭用DIYの商品も多く価格も手ごろなため、初めて防水施工に挑戦する方におすすめです。
トップコートや補修材、道具類までワンストップで揃えることが可能で、買い忘れが起きにくい点も魅力といえます。
ホームセンターでウレタン防水塗料を購入する前に、いくつか確認すべき重要なポイントがあります。
1液型と2液型、水性と溶剤型の違いを理解していないと、適切な製品を選べず施工トラブルにつながる恐れも。
この章では、製品選定で失敗しないための基本的な知識をわかりやすく解説し、DIY初心者にも役立つチェックポイントを紹介します。
ウレタン防水塗料には「1液型」と「2液型」の2種類があり、選び方を間違えると施工不良や耐久性の低下につながる可能性があります。
1液型は成分があらかじめ混合されており、そのまま塗布できるため初心者やDIY用途に向いています。
一方、2液型は主剤と硬化剤を施工直前に混ぜて使用するタイプで、高い耐久性と防水性を発揮します。
ただし、混合比率を正確に守らなければならず、基本的には経験者向けです。
ホームセンターでは1液型が主流ですが、大面積施工や長期耐久を求める場合は2液型も検討対象になるでしょう。
ウレタン防水塗料には「水性タイプ」と「溶剤タイプ」があります。
水性タイプはにおいが少なく乾燥後も安全性が高いため、家庭のベランダやバルコニーなど屋外でも比較的安心して使用できます。
また、工具の洗浄も水で行えるため、初心者に扱いやすい点も魅力です。
一方、溶剤タイプは耐久性・密着性に優れ、より過酷な環境下でも性能を発揮しますが、施工中に強いにおいが発生するため換気対策もしなければなりません。
住宅密集地や室内に近い場所では水性を、耐久重視の場所では溶剤を選ぶのが基本です。
製品ラベルや用途表示をしっかり確認しましょう。
この記事のまとめ!
- ウレタン防水用塗料はホームセンターでも購入可能
- カインズ・コメリ・ジョイフル本田などはDIY向けが充実している
- 「1液型か2液型」「水性か溶剤型」を目的に応じて確認すること
- 店頭や通販で製品特性・適用範囲を確認することが重要
ウレタン防水塗料は、ホームセンターでも手軽に購入でき、DIYによる防水施工にも対応可能です。
用途や施工環境に応じて「1液型・2液型」「水性・溶剤型」を正しく選び、トップコートによる仕上げも忘れずに行いましょう。
購入前には製品の仕様をよく確認することが大切です。
外装リフォームはクロスの張り替えのような工事とは違い、足場を設置した大掛かりな工事です。
そのため、リフォーム工事の中でも比較的高額な費用が発生する工事になります。
リフォーム費用を抑えるためには、以下のような方法があります。
- 複数業者から相見積もりを取得して価格を比較する
- 国や自治体の補助金・助成金制度を活用する
しかし、ひとくちに業者といっても無数に存在するため、どの業者を選べば良いのか迷っているという方も少なくありません。
そこでおすすめしたいのが『ヌリカエ』というサービスです。
全国の外装リフォーム業者から見積もりを取得できるほか、簡単な質問に答えるだけでお住まいの地域で助成金が活用できるのかを確認することができます。
「どこから手を付けていけばいいのか分からない…」
「あまり手間をかけずに優良業者を探したい…」
このようにお考えの方は、ヌリカエのようなサービスを積極的に活用してみましょう。
助成金もわかる相場算定サイト