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外壁塗装は、適切な道具を使うことで作業の効率が上がり、仕上がりの品質も向上します。
特にプロが現場で使用する便利グッズを知ることで、DIYでも精度の高い塗装が可能になります。
本記事では、外壁塗装の各種作業に役立つ便利グッズをカテゴリ別に詳しく解説します。
塗装前の準備作業から塗装本番、養生作業まで、実際にプロが使用している道具を紹介していきます。

株式会社ライフ総建 取締役
佐藤 勇太
さとう ゆうた
塗装工事や屋根修理、防水工事をメインに東京都八王子市で外装リフォーム専門店を経営。地域に根付く専門店として3000棟以上の施工実績あり。
外壁塗装を成功させるためには、単に塗料を塗るだけではなく、下地処理や塗装の準備作業が重要です。
古い塗膜やコーキングの除去や汚れの清掃など、事前の工程を丁寧に行うことで、塗料の密着性が向上し仕上がりの美しさが長持ちします。
ここでは、プロの現場でも活躍する外壁塗装の各種作業に欠かせない便利グッズを紹介します。
適切な道具を使うことで作業効率を向上させ、より美しい塗装を実現しましょう。
外壁塗装の現場では、カッターはさまざまな用途で活躍します。
例えば、古いコーキングの除去や不要な塗膜の切り取りや、養生作業ではマスキングテープやマスカーを正確なサイズにカットするのに欠かせません。
切れ味の悪いカッターを使うと作業効率が落ちるため、替え刃式のカッターを準備しておくのが理想的です。
「皮すき」は、塗装前の下地処理に欠かせない工具の一つで、古い塗膜や錆びた部分を剥がすのに使用されます。
金属製のヘラ状の形状をしており、サビ取りや塗装剥がしだけでなく、塗料缶を開ける際にも使用します。
ラスター刷毛(ダスター刷毛)は、塗装前の下地処理や清掃作業に用いられる道具で、ホコリや粉塵を取り除くために使われます。
また、サンドペーパー掛け後の粉塵除去や、コーキング作業前の清掃にも役立ちます。
養生をする際に埃が付いているとガムテープが付かないので、このラスター刷毛を使用して清掃するのが最も効率的です。
養生作業は、外壁塗装を行う際に欠かせない大切な工程です。
塗料の飛散を防ぎ、不要な部分に塗料が付着するのを防ぐことで、仕上がりを美しく保つことができます。
窓枠や床、ドア周りなどの養生をしっかり行うことで、後片付けが楽になり、施工ミスを防ぐことが可能です。
ここでは、プロが現場で使用する養生用の便利グッズを紹介します。
ガムテープは、外壁塗装の養生作業でマスカーやブルーシートを固定するために使用されます。
風が強い現場では、養生が剥がれないようにしっかりと固定する役割を果たします。
ただし、一般的な布ガムテープは粘着力が強いため、剥がした後に糊が残ることがあるので使用場所には注意が必要です。
マスキングテープは、窓枠やドア枠、サッシの境目をきれいに塗り分ける際に役立ちます。
塗装後に剥がしやすく、糊残りしにくいため、きれいな仕上がりを実現できます。
作業内容に応じて、幅の異なるマスキングテープを使い分けることが重要です。
マスカーは、ビニールシートとマスキングテープが一体化した養生道具で、広範囲の養生作業を効率化できます。
特に、窓ガラスや玄関ドア、サッシなどの保護に最適で、1人でも簡単に素早く養生できるのでプロの現場では必須のアイテムです。
ビニール部分が静電気で外壁に密着するため、風によるめくれを防ぎながら、しっかりと保護できます。
また、サイズ展開が豊富で、作業箇所に適したものを選ぶことで、無駄なく使うことができます。
ブルーシートは、外壁塗装の際に地面や周囲の設備を保護するために使用されます。
特に、塗料の飛散を防ぐために、足場の下や塗装する建物の周囲に敷くことで、塗料の汚れを最小限に抑えることが可能です。
また、作業道具や塗料缶の保管場所としても利用でき、雨や汚れから守るのにも役立ちます。
塗装作業の仕上がりは、使用する道具によって大きく変わります。
ローラーや刷毛の種類によって塗膜の厚みや質感が変わるため、用途に適した道具を選ぶことが大切です。
また、効率的に作業を進めるためには、塗料を扱いやすくするバケットやハンドルの活用も重要です。
ここでは、プロも愛用する塗装作業に役立つ便利グッズを紹介します。
正しい道具を使うことで、作業時間を短縮しながら美しい仕上がりを実現しましょう。
刷毛は、外壁塗装で細かい部分や狭い箇所を塗るのに適した道具です。
特に窓枠やドア周り、角の部分など、ローラーでは塗りにくい場所の仕上げに欠かせません。
刷毛の種類も多いので、塗料の種類や用途によって適切なものを選ぶことが重要です。
ローラーは、広い面積をスピーディーに均一に塗装できる便利な道具です。
外壁塗装では、毛丈の長いローラーが凹凸のある壁面にも対応しやすいため、多くの現場で使用されています。
塗装ローラーには短毛・中毛・長毛の種類があり、壁の質感や塗料の粘度に応じて使い分けることが大切です。
ローラーハンドルは、ローラーを装着して塗装作業を行うための持ち手部分で、グリップの形状や長さによって作業のしやすさが変わります。
また、通常のハンドル以外にも、伸縮式のローラーハンドルを使うと高所の塗装が脚立なしで可能になり、安全性と作業効率が向上します。
さげ缶やバケットは、塗料を適量入れて作業するための容器で、外壁塗装において非常に重要なアイテムです。
特にさげ缶は持ち運びやすく、刷毛で適量の塗料を取るのに便利でプロの現場でもよく使用されます。
一方、バケットは容量が大きく、ローラーネットと併用することで、余分な塗料を落としてムラなく塗れるのが特長です。
どちらも塗料の飛び散りを防ぎながら作業効率を高めるため、用途に応じて選ぶことが大切です。
この記事のまとめ!
- 外壁塗装には適切な道具が必要
- カッターや皮すきは下地処理に必須
- 養生作業にはマスキングテープやマスカーを活用する
- ローラーや刷毛は用途に応じて使い分けること
- さげ缶やバケットを使用すると作業効率が向上する
外壁塗装を効率よく進めるためには、適切な道具選びが重要です。
プロの現場で使用される便利グッズを活用することで、DIYでも作業効率を上げ、きれいな仕上がりを実現できます。
本記事で紹介した道具を参考に、適切なアイテムを選び、外壁塗装をスムーズに進めましょう!