ハウスメーカーの外壁塗装相場はいくら?費用を抑える方法も解説!

ハウスメーカーの外壁塗装相場はいくら?費用を抑える方法も解説!

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「そろそろ外壁塗装を考えなければ……」と思ったとき、多くの方が気になるのが費用の相場ではないでしょうか。

特に家を建てたハウスメーカーに外壁塗装を依頼すると「思った以上に高い……!」と驚くケースも少なくありません。

実際にハウスメーカーで外壁塗装をすると、200万円~300万円かかることも珍しくなく、一般的なリフォーム会社や塗装専門店に比べると1.5倍~2倍の費用がかかることもあります。

しかし、なぜこれほどまでにハウスメーカーの外壁塗装は高額になるのでしょうか?

本記事では、ハウスメーカーの外壁塗装が高い理由や費用相場、さらには費用を抑える方法まで詳しく解説していきます。

「少しでもコストを抑えたい」「ハウスメーカーとリフォーム会社、どちらがいいのか知りたい」と考えている方は、ぜひ最後までお読みください。

この記事の監修者

株式会社ライフ総建 取締役

佐藤 勇太

さとう ゆうた

プロフィール

塗装工事や屋根修理、防水工事をメインに東京都八王子市で外装リフォーム専門店を経営。地域に根付く専門店として3000棟以上の施工実績あり。

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ハウスメーカーの外壁塗装相場が高い理由

「ハウスメーカーで外壁塗装をお願いしたら、思ったよりも高額だった……」そんな声をよく耳にします。

実際にハウスメーカーの外壁塗装費用は、リフォーム会社や塗装専門店よりも1.5倍~2倍ほど高くなることが一般的です。

では、なぜハウスメーカーの外壁塗装は高額なのでしょうか?

その理由として、保証の延長や施工体制の違い、値引きの方針などが挙げられます。

この章では、ハウスメーカーの外壁塗装が高くなる背景を詳しく解説していきます。

ハウスメーカーの保証延長

ハウスメーカーで外壁塗装を依頼する最大のメリットは、住宅の保証が延長される可能性があることです。

多くのハウスメーカーでは、メーカー指定の塗料や施工方法を用いることで保証が10年以上延長されるケースがあります。

保証を維持するためにはハウスメーカーに依頼する必要がありますが、それが高額な施工費用の一因となっています。

塗装を含めた多くの下請けを抱えている

ハウスメーカーの外壁塗装は、自社施工ではなく下請け業者が実際の工事を行うのが一般的です。

そのため、メーカー → 一次下請け → 二次下請け → 実際の施工業者といった流れになり、中間マージンが非常に多く発生します。

この構造によって施工品質が一定に保たれる反面、コストが上乗せされることにより、リフォーム会社や塗装専門店と比較して1.5倍~2倍の価格差が生じることがあります。

相場を押し上げる高額な理由の一つは、この下請け構造によるコスト増にあるということです。

ハウスメーカーは外壁塗装の過度な値引きをしない

ハウスメーカーは基本的に外壁塗装の値引きをほとんど行いません。

その理由は、ブランド価値を維持するために価格競争に巻き込まれない戦略をとっていることにあります。

また、ハウスメーカーのリフォーム事業は利益率が高く、新築と比べて安定した収益源となるため、過度な割引をする必要がありません。

さらに既存顧客をターゲットにしているため、集客のための値下げ施策も少なく、結果的に高額な見積もりになりやすい傾向にあります。

ハウスメーカーの外壁塗装相場はどれくらい?

ハウスメーカーの外壁塗装は高額になりやすいといわれていますが、具体的にどのくらいの費用がかかるのか気になる方も多いでしょう。

外壁塗装の費用は、建物の大きさや塗料の種類によって変動しますが、ハウスメーカーに依頼した場合、一般的な戸建て(30~40坪)で200万円~300万円が相場とされています。

特に、大手ハウスメーカーの積水ハウスなどでは300万円を超えるケースも珍しくありません。

ここでは、実際の施工例をもとにハウスメーカーの外壁塗装相場を詳しく解説していきます。

外壁塗装はいくらかかったケースが多いの?

一般的な戸建て住宅(30~40坪)の外壁塗装費用は、施工業者によって大きく異なります。

リフォーム会社や塗装専門店に依頼した場合の相場は80万~150万円程度ですが、ハウスメーカーに依頼すると200万~300万円以上になることも珍しくありません。

実際ハウスメーカーの施工例では、35坪の住宅で250万円、40坪で300万円超といったケースもあります。

【参考】積水ハウスで外壁塗装をする際の金額

積水ハウスで外壁塗装を依頼すると、30坪で200万~250万円、40坪で250万~300万円が一般的な価格帯です。

積水ハウスは施工品質の管理が厳しく、専用塗料の使用やメーカー指定の施工方法を求められるため、一般の塗装業者よりも高額になりがちです。

また、保証の延長が受けられることもあり、価格は高いが安心感があるという特徴があります。

しかし、相場よりも費用がかかるため、費用対効果を考慮しながら業者選びをすることが大切です。

【参考】積水ハウスで外壁塗装すると300万を超えることもある

積水ハウスの外壁塗装では、300万円を超えることもあります。

https://twitter.com/hajime_sakio/status/1814267527914225940

積水ハウスは施工管理の質は高いものの、このように費用が割高になるため、他の業者と比較検討することが重要です。

費用を抑えるためには、相見積もりを取って適正価格を把握することが不可欠です。

ハウスメーカーよりも外壁塗装相場を抑えるポイント

「ハウスメーカーの外壁塗装は高い」とわかっていても、保証の関係や安心感から依頼を考えている方も多いでしょう。

しかし、少しでも費用を抑えたい場合は、適切な業者選びや塗料の選定、補助金の活用などを検討することが大切です。

特に相見積もりを取ることで数十万円以上の差が出ることもありますし、塗料の種類を工夫するだけでも費用を抑えることが可能です。

また、自治体によっては補助金や助成金が利用できる場合もあるため、活用することでコストを削減できます。

この章では、ハウスメーカーよりも外壁塗装の相場を抑えるための具体的なポイントについて詳しく解説します。

相見積もりで業者を比較する

外壁塗装の費用を抑えるためには、複数の業者から相見積もりを取ることが重要です。

ハウスメーカー、リフォーム会社、塗装専門店では価格設定が異なり、同じ条件でも数十万円の差が出ることがあります。

また、見積もりを比較することで適正価格を把握し、不必要な費用が含まれていないかチェックできます。

業者ごとの施工内容や保証も確認しながら、価格と品質のバランスを考えて最適な業者を選ぶことが、外壁塗装を成功させるポイントです。

塗料の種類とコストパフォーマンスを考える

外壁塗装の費用は、使用する塗料の種類によって大きく変わります。

例えば、シリコン塗料は比較的安価で耐久性も高いため、コストパフォーマンスが良いです。

一方、フッ素塗料や無機塗料は高額ですが、耐用年数が長く長期的なメンテナンスコストを抑えることができます。

単純な価格の安さだけでなく、耐用年数やメンテナンス頻度を考慮し、最適な塗料を選ぶことで、結果的にコストを抑えられる可能性があります。

補助金や助成金を活用する

外壁塗装には、自治体が提供する補助金や助成金を活用できる場合があります。

特に省エネ塗料や遮熱塗料を使用する場合、「住宅リフォーム補助制度」や「省エネリフォーム助成金」といった支援制度が適用されることがあります。

補助金を活用することで、数万円から数十万円のコストを削減できる可能性があるため、事前に自治体のホームページや窓口で確認することが大切です。

申請には条件や期限があるため、早めに情報収集を行いましょう。

まとめ:ハウスメーカーの外壁塗装相場は高い傾向にある

この記事のまとめ!

  • 高額な理由は、保証延長、下請け構造による中間マージン、値引きを行わない方針にある。
  • 大手メーカーでは、塗料や施工内容によって300万円を超えるケースもある。
  • 費用を抑えるには、相見積もりを取る、コストパフォーマンスの良い塗料を選ぶ、補助金を活用するのが有効。
  • 価格と品質のバランスを考えながら、自分に合った業者を選ぶことが重要。

ハウスメーカーの外壁塗装は、保証の延長や品質管理が徹底されている一方で費用が高額になりがちです。

コストを抑えたい場合は、相見積もりを取る、塗料を選ぶ、補助金を活用するといった工夫をすることが大切です。

簡単に外装リフォームの費用を抑える方法

外装リフォームはクロスの張り替えのような工事とは違い、足場を設置した大掛かりな工事です。

そのため、リフォーム工事の中でも比較的高額な費用が発生する工事になります。

リフォーム費用を抑えるためには、以下のような方法があります。

  • 複数業者から相見積もりを取得して価格を比較する
  • 国や自治体の補助金・助成金制度を活用する

しかし、ひとくちに業者といっても無数に存在するため、どの業者を選べば良いのか迷っているという方も少なくありません。

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