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外壁をすっきりと美しく見せたいと考える方の間で人気なのが「目地なしサイディング(シーリングレス仕様)」です。
サイディング外壁は、通常パネルの継ぎ目にシーリング材(コーキング)を充填しますが、経年劣化によるひび割れや黒ずみが目立ちやすいという欠点があります。
そこで登場したのが、ケイミューが独自技術で開発した「目地なしサイディング」。
継ぎ目がほとんど見えない仕上がりと高い防水性を両立し、メンテナンス性も向上させています。
この記事では、ケイミューの目地なしサイディングの特徴やメリット・デメリット、人気シリーズまで詳しく紹介します。
株式会社ライフ総建 取締役
佐藤 勇太
さとう ゆうた
塗装工事や屋根修理、防水工事をメインに東京都八王子市で外装リフォーム専門店を経営。地域に根付く専門店として3000棟以上の施工実績あり。
ケイミュー(KMEW)は、窯業系サイディングの大手メーカーとして知られており、業界でもトップクラスのデザイン性と機能性を誇ります。
その中でも「目地なしサイディング」は、外観の美しさと耐久性を追求した製品群です。
一般的なサイディングは、パネルとパネルの間に目地(シーリング部分)が生じますが、継ぎ目を重ね合わせることでコーキング材を使わずにパネルを固定できます。
この構造により、継ぎ目が目立たずフラットで上質な外観が実現します。
さらに、ケイミューの目地なしサイディングには、同社の代表的な技術「光セラ」シリーズなどの高機能仕様も採用されており、耐候性・防汚性・色あせに強い点も大きな魅力です。
特に近年では、モダンデザインの住宅やシンプルな外観を求める施主に選ばれるケースが増えています。
ケイミューの目地なしサイディングは、外観の美しさとメンテナンス性を両立できる外壁材として、多くの住宅で採用が進んでいます。
ここでは、そんな目地なしサイディングのメリットについて詳しく解説します。
ケイミューの目地なしサイディング最大の魅力は、やはりその美しい仕上がりです。
パネルの継ぎ目が目立たないため、建物全体がすっきりとした印象になり高級感がぐっと増します。
外観の美しさが長く保たれるため、将来的に再塗装を行う際にも統一感を保ちやすく、住宅の資産価値維持にもつながります。
従来のサイディングでは、外壁の継ぎ目に施工されるシーリング材が5〜10年ほどで劣化し、ひび割れや剥がれ、雨水の侵入などを引き起こします。
そのため、定期的な打ち替えが必要でメンテナンス費用が発生していました。
しかし、ケイミューの目地なしサイディングはシーリングを不要にした「シーリングレス設計」です。
これにより、劣化リスクが大幅に軽減され長期間メンテナンスフリーで使用できます。
特に外壁リフォーム後のメンテナンスを最小限にしたい方や、将来的なランニングコストを抑えたい方にとっては大きなメリットとなります。
ケイミューの目地なしサイディングは、見た目の美しさだけでなく機能性にも優れています。
継ぎ目が重なり合う構造のため、雨水の侵入を防ぎ防水性を高いレベルで確保しています。
また、ケイミュー独自の「親水技術」や「光触媒機能(光セラ)」を備えた製品もあり、汚れが付きにくく、雨で自然に洗い流されるセルフクリーニング効果があります。
このように、デザイン性・防水性・耐候性の三拍子がそろっており、特に沿岸部や日射の強い地域でも安心して使用できます。
一方で、ケイミューの目地なしサイディングにはいくつかの注意点も存在します。
ここでは、導入前に知っておくべきデメリットや注意点を詳しく解説します。
目地なしサイディングは、通常のシーリングタイプのサイディングに比べて、初期費用がやや高くなる傾向があります。
かし、長期的に見れば、シーリング打ち替えの費用が不要となるため、トータルコストではむしろ経済的といえます。
短期的なコストではなく、メンテナンス周期を考慮した「ライフサイクルコスト」で比較することが重要です。
ケイミューの目地なしサイディングは、豊富なラインナップを誇るものの、シリーズによって選べる柄・カラー・質感に差があります。
そのため、デザイン性を最優先したい場合は、他シリーズ(光セラ16・18やネオロックなど)との比較検討が必要です。
外観デザインの方向性を明確にしたうえで、最適なパネルを選ぶことが大切です。
目地なしサイディングは、一般的なサイディングよりも施工精度が求められるため、すべての施工業者が対応できるわけではありません。
パネルの水平・垂直精度や固定位置の誤差が見た目に大きく影響するため、経験豊富な職人による丁寧な施工が不可欠です。
ケイミューの製品を安心して施工するには、ケイミュー認定施工店や施工実績のあるリフォーム会社に依頼するのが安心です。
施工品質によっては美観だけでなく防水性にも影響するため、業者選びは慎重に行いましょう。
ケイミューでは、目地なしサイディングの中にもデザインや質感の異なる複数のシリーズが展開されています。
ここでは、それぞれの人気シリーズの特徴と魅力を詳しく紹介します。
ケイミューの「LAP-WALL(ラップウォール)」は、目地なしサイディングを代表する人気シリーズです。
その名の通り、パネルをラップ(重ね張り)するように施工することで、継ぎ目を自然に隠し、外壁全体を一枚板のように見せることができます。
LAP-WALLは、シンプルながらも立体感のあるデザインが特徴で、光の当たり方によって陰影が変化し、表情豊かな外観を演出します。
もう一つ人気なのが「目地なしフラット横張り」タイプです。
こちらはその名の通り、横方向にパネルを張り合わせることで、水平ラインを強調したデザインが特徴です。
ケイミューの「親水コート」技術により雨が汚れを自然に流し落とすため、美観を長く維持できます。
現代的なデザイン住宅や店舗兼住宅などにもマッチし、幅広い用途で人気を集めています。
この記事のまとめ!
- ケイミューの目地なしサイディングは継ぎ目が目立たず美しい
- シーリング不要でメンテナンス費を抑えられる
- 初期費用はやや高く施工業者も限られる
- 人気はLAP-WALLや目地なしフラット横張り
- デザイン性と耐久性を両立した外壁材
ケイミューの目地なしサイディングは、外壁の美しさと耐久性を両立した高品質な外装材です。
LAP-WALLや目地なしフラット横張りなど、デザイン性の高いシリーズが揃っており、モダン住宅からナチュラルテイストの家まで幅広く対応可能です。
初期費用はやや高めですが、長期的なメンテナンスコストを考えると非常にコストパフォーマンスに優れています。
外壁リフォームや新築で外観デザインを重視したい方は、ぜひケイミューの目地なしサイディングを候補に入れてみてください。
外装リフォームはクロスの張り替えのような工事とは違い、足場を設置した大掛かりな工事です。
そのため、リフォーム工事の中でも比較的高額な費用が発生する工事になります。
リフォーム費用を抑えるためには、以下のような方法があります。
- 複数業者から相見積もりを取得して価格を比較する
- 国や自治体の補助金・助成金制度を活用する
しかし、ひとくちに業者といっても無数に存在するため、どの業者を選べば良いのか迷っているという方も少なくありません。
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