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家の外観デザインは、住まいの第一印象を大きく左右します。
その中でも「樹脂サイディング」は、耐久性が高くメンテナンスが楽な外壁材として人気が高まっています。
しかし、「おしゃれな外観に仕上げるにはどうすればいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
本記事では、樹脂サイディングを使っておしゃれな外観を実現するためのデザイン選びや組み合わせ方のコツを徹底解説します。
デザインを考える際の注意点も紹介しますので、理想のデザインを考える参考にしてください。

株式会社ライフ総建 取締役
佐藤 勇太
さとう ゆうた
塗装工事や屋根修理、防水工事をメインに東京都八王子市で外装リフォーム専門店を経営。地域に根付く専門店として3000棟以上の施工実績あり。
樹脂サイディングを選ぶ際、おしゃれな外観に仕上げるためにはデザイン・張り方・カラーなどの要素を慎重に決めることが大切です。
どんなテイストの家にしたいかによって、縦張り・横張りの選択、シンプルor木目調デザイン、ツートンカラーの取り入れ方などのポイントが変わります。
ここでは、後悔しないためのおしゃれな樹脂サイディングの選び方について詳しく解説します。
樹脂サイディングの施工方法には縦張りと横張りがあり、それぞれ外観の印象が大きく変わります。
縦張りはスッキリとしたスタイリッシュな印象を与え、モダンな住宅に適しています。
一方、横張りは落ち着きのあるデザインで、ナチュラルな雰囲気の家と相性抜群です。
住宅デザインや周囲の景観との調和を意識しながら、理想のスタイルを決めましょう。
樹脂サイディングのデザインはシンプル系と木目調が人気です。
シンプルデザインは直線的で洗練された印象があり、モダンな住宅に最適です。
特にホワイトやグレー、ブラック系のカラーと組み合わせると都会的な雰囲気になります。
木目調デザインは、温かみがありナチュラルな印象を演出できるのが特徴で、北欧風やカフェ風の住宅にもよく合います。
住宅のスタイルに合わせて、理想のデザインを選びましょう。
外壁の色は家全体の印象を決める重要な要素です。
選ぶ際には、周囲の環境や屋根・サッシとのバランスを考慮することが大切です。
ナチュラルな印象を求めるならベージュやホワイト系、洗練された雰囲気にはブラックやグレー、温かみのある外観には木目調やブラウン系がおすすめです。
また、大面積に使うと明るめに見えるため、実際の仕上がりをイメージしながら慎重に選びましょう。
カタログやサンプルで確認することも重要です。
ツートンカラーを取り入れると、単色では出せない奥行きや個性を演出できておしゃれな外観になります。
例えば、木目調×ホワイトの組み合わせはナチュラルモダンな雰囲気に、ダークグレー×シルバーは都会的で洗練された印象を与えます。
また、ツートンカラーを活かす方法として、縦張りと横張りを部分的に組み合わせるのもおすすめです。
1階部分は横張りで安定感を出し、2階部分を縦張りにするとすっきりとしたデザインになり、建物全体のバランスが整います。
特にモダンスタイルの住宅では異なる張り方を組み合わせることで、より個性的で立体感のある外観に仕上がります。
デザインやカラーの選択だけでなく、異素材との組み合わせもおしゃれな外観を作る上で重要なポイントです。
特にガルバリウム鋼板との組み合わせや、ナチュラルモダン、インダストリアルデザイン、北欧スタイルなど、トレンドを意識したスタイルが人気です。
それぞれの住宅スタイルに適した組み合わせ方を事例とともに紹介するので、理想の家づくりの参考にしてください。
ナチュラルモダンなデザインは、木目調とホワイト系の組み合わせが特徴です。
木目調の樹脂サイディングは、自然な温かみを演出してホワイト系との相性が抜群です。
特に玄関周りやアクセント部分に木目調を使い、メインはホワイト系で統一すると優しく洗練された印象になります。
また、屋根やサッシをブラック系にすると、全体が引き締まりモダンな雰囲気に仕上がります。
シンプルながらも上品で温かみのある外観を求める方におすすめのスタイルです。
無骨で洗練された印象を与えるインダストリアルデザインには、ガルバリウム鋼板とダークグレーの樹脂サイディングの組み合わせが最適です。
ガルバリウム鋼板の金属的な質感と、ダークグレーの落ち着いたトーンが調和し、都会的でスタイリッシュな外観を演出します。
玄関やバルコニー部分に木目調をアクセントとして取り入れると、無機質になりすぎずバランスの良い仕上がりになります。
モダンでクールなデザインを求める方におすすめのスタイルです。
北欧スタイルの家は、ベージュとホワイトを基調とした柔らかいカラーリングが特徴です。
外壁をベージュの樹脂サイディングにし、ホワイトの窓枠や屋根と組み合わせることで、優しく温かみのある雰囲気を演出できます。
さらに、木製の玄関ドアやナチュラルな植栽を加えることで、北欧のシンプルで洗練されたデザインに仕上がります。
派手すぎず、穏やかで落ち着いた外観を求める方にぴったりのスタイルです。
シンプルモダンなデザインは、ブラックとグレーの組み合わせでスタイリッシュに仕上げます。
ブラックの樹脂サイディングをメインに使用し、部分的にグレーを取り入れることで、都会的で洗練された印象を演出できます。
縦張りのブラックサイディングにグレーの横張りを組み合わせると、シャープなデザインになり高級感がアップします。
シンプルでありながら存在感のある外観を求める方におすすめのスタイルです。
樹脂サイディングでおしゃれな外観を実現するには、デザインやカラー選びだけでなく配色バランスや、サッシや屋根との調和にも気をつける必要があります。
例えば、色数が多すぎると統一感がなくなったり、サッシや屋根の色と合わないとチグハグな印象になってしまうこともあります。
本章では、おしゃれな外観にするために失敗を防ぐポイントを解説します。
外観の配色は2〜3色以内に抑えることで、統一感のある美しいデザインに仕上がります。
色を多く使いすぎるとごちゃごちゃした印象になりやすく、洗練された雰囲気が損なわれてしまいます。
基本的には、メインカラー1色+サブカラー1〜2色にまとめるのが理想的です。
例えば、ホワイトをメインにし、木目調をアクセントに加えるとナチュラルな雰囲気になりますし、トーンの違うグレーを組み合わせるとシックでモダンな印象になります。
このように配色の数に制限をかけつつ、調和の取れた配色を意識しましょう。
外観のカラーを決める際には、サッシや玄関ドアなどの色が変更できない場合があることを考慮する必要があります。
特にサッシの色は、窓のデザイン全体に影響を与えるため、外壁とのバランスが重要です。
例えば、ブラックやダークブラウンのサッシならモダンな印象に、ホワイト系ならナチュラルな雰囲気になります。
玄関ドアの色も外観のアクセントになるため、外壁の色としっかりコーディネートしましょう。
事前に変更できる部位とできない部位を確認することが大切です。
樹脂サイディングの配色を決める際には、屋根の色とのバランスも重要です。
例えば、ダーク系の屋根に明るい外壁を合わせると、引き締まった印象になり、逆に明るい屋根にダーク系の外壁を組み合わせると落ち着きのある雰囲気に仕上がります。
また、ツートンカラーを採用する場合は、屋根の色も含めた全体の配色バランスを考えることが大切です。
すでに屋根が決まっている場合は、その色と調和する外壁カラーを選ぶことで、より統一感のあるおしゃれなデザインを実現できます。
この記事のまとめ!
- 縦張りor横張りを決める
- シンプルor木目調デザインを選ぶ
- ツートンカラーでアクセントを加えるのもおすすめ
- 周囲の環境や屋根・サッシの色と調和させる
樹脂サイディングを使っておしゃれな外観を作るにはデザイン・色・張り方の選び方がポイントです。
施工事例やカタログを参考に、自分に合ったデザインを見つけて、理想の家づくりを実現しましょう!