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小屋やガレージ、倉庫などの屋根を「できるだけ自分で張り替えたい」「DIYでコストを抑えたい」と考える方は多いものです。
最近ではホームセンターや通販でも手軽に購入できる屋根材が増え、DIYのハードルはぐっと下がっています。
とはいえ、屋根は風雨や紫外線に常にさらされる場所。
安易に選んでしまうと、施工後すぐに劣化が進んでしまうケースも少なくありません。
だからこそ、DIYでも扱いやすく、かつ耐久性に優れた屋根材を選ぶことがとても重要です。
本記事では、DIY初心者の方でも失敗しにくいおすすめ屋根材を種類別にわかりやすく解説します。
選び方のポイントや注意点まで、徹底的にお伝えしますので、ぜひ最後までご覧いただき、あなたにぴったりの屋根材選びに役立ててください。

株式会社ライフ総建 取締役
佐藤 勇太
さとう ゆうた
塗装工事や屋根修理、防水工事をメインに東京都八王子市で外装リフォーム専門店を経営。地域に根付く専門店として3000棟以上の施工実績あり。
DIYでの屋根施工を成功させるためには、選ぶ屋根材の種類が非常に重要です。
プロが使う本格的な素材よりも、施工のしやすさや軽さ、扱いやすさが重視されるのがDIYならではのポイントです。
特に初心者の場合、加工や取り付けが簡単で、失敗しにくい屋根材を選ぶことが仕上がりの満足度を左右します。
ここでは、そんなDIYに適した代表的な屋根材を5種類、特徴やメリットとともに詳しく解説していきます。
オンデュリンは、セルロース繊維にアスファルトを浸透させた軽量な屋根材です。
簡単にカットでき、釘やビスでの固定も楽なので、DIY初心者でも扱いやすいのが最大の魅力です。
また、雨音を抑える効果があり、住宅だけでなく物置やガレージにも適しています。
さらに、色あせしにくく見た目もおしゃれなのが特徴です。
耐久性も高く価格と施工性、デザインのバランスが良く、DIY用として非常に人気の高い屋根材です。
ポリカーボネート波板は透明または半透明の素材で、軽量かつ柔軟性があり、カットも容易なためDIY初心者に人気の屋根材です。
紫外線に強く、日差しを遮りながらも明るさを確保できるため、カーポートやテラス、物置の屋根によく使われます。
ただし、強風下では固定方法に注意が必要で、長年使用すると黄ばみや劣化が進むこともあります。
屋根材としては施工性が非常に高く、DIY初心者でも安心して取り組める素材のひとつです。
アスファルトシングルは、シート状の柔らかい素材で、カッターやハサミで自由にカットできるため、DIYに非常に適した屋根材です。
軽量なので屋根への負担も少なく、耐震面でも優れています。
さらに、デザインやカラーのバリエーションも豊富で、洋風の住宅やガーデン小屋など幅広いシーンに使いやすいのも魅力です。
ただし、耐風性にはやや不安があり、特に強風地域では剥がれやすくなるため、しっかりと施工することが大切です。
総じて扱いやすさとコストパフォーマンスに優れた、DIY向けの代表的な屋根材です。
ガルバリウム鋼板は、アルミと亜鉛の合金メッキが施された金属製の屋根材で、非常に優れた耐久性と耐食性を誇ります。
軽量ながらも長期間美観と性能を保つため、プロの現場でも広く使用されています。
ただし、DIYで施工する場合は注意が必要です。
金属用の専用工具が必要で、施工にはある程度の現場での加工技術が必要です。
また、切断面や固定部位の処理を適切に行わないとサビや雨漏りの原因にもなります。
上級者向けではありますが、施工がしっかりできれば長寿命かつスタイリッシュな屋根に仕上げることが可能です。
トタン波板は、亜鉛メッキ鋼板を波状に加工した金属製の屋根材で、昔からDIYや簡易建築でよく使われてきました。
非常に軽量で取り扱いやすく、ハサミや電動工具で簡単にカットできるため、DIY初心者でも施工が比較的簡単なのが特徴です。
コストも安価で入手しやすく、短期間の使用や仮設用途にも向いています。
ただし、サビが発生しやすく、定期的な塗装やメンテナンスが欠かせません。
また、雨音が大きく、断熱性も低いため、使用場所を選ぶ必要があります。
それでも、コストと手軽さ重視のDIYには有力な屋根材のひとつです。
屋根材には、それぞれ異なる特徴や施工の難しさがあります。
せっかくDIYに挑戦するなら、見た目だけでなく、扱いやすさや耐久性、費用のバランスも考えて選ぶことが大切です。
選び方を間違えると、施工途中でのトラブルや、施工後の劣化・雨漏りなど後悔につながりかねません。
この章では、初心者でも失敗しない屋根材選びのために押さえておくべき4つのポイントについて、わかりやすくご紹介します。
DIYで屋根材を選ぶ際、最も重視すべきは施工のしやすさです。
初心者の場合、重くて硬い素材や、特殊な工具が必要なものは扱いが難しく、施工ミスやケガのリスクも高まります。
オンデュリンやポリカーボネート波板、アスファルトシングルのように、軽量でカットや固定が容易な素材は、DIY向けとして非常に優れています。
施工がスムーズに行えることで、作業時間も短縮できて失敗も少なく済みます。
自分の技術レベルや施工環境を考慮し、無理なく扱える屋根材を選ぶことがDIYを成功させるポイントです。
屋根材は常に雨風や紫外線にさらされるため、耐久性と耐候性の高さは欠かせません。
いくら施工しやすくても、短期間で劣化してしまっては意味がありません。
ガルバリウム鋼板のように高い耐久性を持つ金属系素材やオンデュリンなどは、長期間安心して使える屋根材です。
一方、トタンやポリカーボネート波板はメンテナンスが必要になる場合もあります。
耐久性は価格や施工性とのバランスが重要ですが、長く使いたい場合はしっかりチェックしておくべきポイントです。
屋根材を選ぶ際は、機能性だけでなく見た目も忘れてはいけません。
住宅や目立つ場所に施工する場合、デザインやカラーが建物全体の印象を左右します。
オンデュリンやアスファルトシングルは、カラーや質感のバリエーションが豊富で、おしゃれな仕上がりが期待できます。
ポリカーボネート波板は透明や半透明タイプがあり、明るさを重視する場所にぴったりです。
一方、トタンやガルバリウム鋼板はシンプルな色合いが中心ですが、スタイリッシュな外観を好む方には最適です。
使用場所や好みに合わせて選びましょう。
DIYでは、材料費を含めた全体のコストも重要な選択基準になります。
特に広い面積をカバーする屋根では、素材の単価が大きく影響します。
トタン波板は比較的安価で、費用を抑えたい場合に適しています。
一方で、ガルバリウム鋼板は初期費用がやや高めですが、耐久性に優れ、長い目で見るとコストパフォーマンスが良い場合もあります。
施工の難易度によっては、追加の工具や道具が必要になる点も考慮し、予算と用途に合った屋根材を選ぶことが大切です。
この記事のまとめ!
- オンデュリン、ポリカーボネート波板、アスファルトシングル、ガルバリウム鋼板、トタン波板がDIYにおすすめの屋根材
- 施工のしやすさを重視するなら軽量で加工が簡単な素材が適している
- 耐久性・耐候性も考慮し選ぶことが大切
- 外観との相性も重要なポイント
- 価格と性能のバランスを考慮する
DIYで屋根を施工する際は、扱いやすさや耐久性、デザイン、コストのバランスを考えた屋根材選びが成功の鍵を握ります。
オンデュリンやポリカーボネート波板など、初心者でも施工しやすい素材を中心に、自分の目的や施工場所に最適なものを選ぶことが大切です。
この記事を参考に、後悔しない屋根材選びを進めてください。
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